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2020年11月27日23:14
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マイ・フェバリット・ムービーズ �� なつかしい風来坊。
11月27日(金)。
マイ・フェバリット・ムービーズ��
なつかしい風来坊。
子どもの頃は東映のチャンバラ映画3本立て30円が楽しみで錦之介、大友柳太朗などなど時代劇スターに夢中になっていたが小学校に入ってからはウチにTVが入ったこともあり、TV番組に夢中になって映画館とは縁遠くなった。
中学の時に湘南の街に引っ越して、その時の御学友とピンク映画を見に行ったのは以下の通り。
https:/
高校に入ってから街の映画の看板に中村晃子主演のポスターが貼られているのを見た。
よしよし、これを見んべ〜。
その時併映していた映画にガツンとやられた。
なつかしい風来坊
1966年 松竹
脚本 山田洋次 森崎東
監督 山田洋次
出演 ハナ肇 倍賞千恵子 有島一郎
【あらまし】
衛生局防疫課の課長早乙女良吉と、土方の源五郎と知り合ったのは酒が取り持ったのである。同僚の送別会でしたたかに酔った良吉が、茅ケ崎の駅でタクシーを待つ間、屋台のオデン屋で一杯やっているうち、隣に座った源五郎とすっかり意気投合、あげくには家に泊めてしまったのだ。妻の絹子、娘の房子は土方の源五郎を気味わるがり、翌朝、源五郎を追い返してしまった。だが、源五郎は茅ケ崎海岸で道路工事をやっているため、ちょくちょく良吉の家にやって来た。良吉の家の前をローラ車に乗ってやってきて道路直しをしたり、押売りを追っばらったり、今ではすっかり良吉の家庭に入りこんでいた。或る日、良吉の息子の学に、土産だといって純血種の洋犬を連れて来た。知り合いの犬殺しに頼んで、保健所から薬殺寸前の犬を連れて来たのだった。学は大喜びだったが、この犬には引取人が現われた。伊達財閥で名高い伊達家の飼犬だったのだ。これが縁で房子と伊達家の長男一郎とが恋人同士になった。秋も近づいた頃、源五郎はこんど、身投娘を良吉の家にかつぎこんできた。娘は愛子といい、自殺する程の境遇ながら、性格の明るい控えめないい子だった。愛子は良吉の家にお手伝いさんとして、働くことになった。それからというもの源五郎は足繁く、良吉の家に来るようになった。どうやら愛子に惚れたらしいと睨んだ良吉は、愛子と源五郎を映画に出してやるのだった。その帰り、源五郎が愛子の手を握ろうとし、びっくりした愛子が道路下に落ちこみ、泥んこになったことからおかしくなった。絹子は、源五郎が乱暴したのではないかと言い、愛子は沈黙を守り源五郎は失踪した。暫くして愛子も良吉の家を出ていった。それから一年が過ぎた或る日、汽車の中で良吉はばったりと源五郎と逢った。そこには生れたばかりの赤ん坊を抱いた愛子の姿があった。
上手い批評の言葉は持たない。
ただ良く笑い最後に暖かい気持ちになった。
これは後に「男はつらいよ」で映画史に残るヒット作を生み出した山田洋次の初期の傑作と言われている。
この時から山田洋次のファンである。
マイミクさんの言葉を借りて言えば「山田洋次者」である。
この時から倍賞千恵子のファンになった。
何があっても見に行くと言うわけでなく、出ていれば出しゃばらない彼女のさり気なさが好きになった。
マイ・フェバリット・ムービーズ��
なつかしい風来坊。
子どもの頃は東映のチャンバラ映画3本立て30円が楽しみで錦之介、大友柳太朗などなど時代劇スターに夢中になっていたが小学校に入ってからはウチにTVが入ったこともあり、TV番組に夢中になって映画館とは縁遠くなった。
中学の時に湘南の街に引っ越して、その時の御学友とピンク映画を見に行ったのは以下の通り。
https:/
高校に入ってから街の映画の看板に中村晃子主演のポスターが貼られているのを見た。
よしよし、これを見んべ〜。
その時併映していた映画にガツンとやられた。
なつかしい風来坊
1966年 松竹
脚本 山田洋次 森崎東
監督 山田洋次
出演 ハナ肇 倍賞千恵子 有島一郎
【あらまし】
衛生局防疫課の課長早乙女良吉と、土方の源五郎と知り合ったのは酒が取り持ったのである。同僚の送別会でしたたかに酔った良吉が、茅ケ崎の駅でタクシーを待つ間、屋台のオデン屋で一杯やっているうち、隣に座った源五郎とすっかり意気投合、あげくには家に泊めてしまったのだ。妻の絹子、娘の房子は土方の源五郎を気味わるがり、翌朝、源五郎を追い返してしまった。だが、源五郎は茅ケ崎海岸で道路工事をやっているため、ちょくちょく良吉の家にやって来た。良吉の家の前をローラ車に乗ってやってきて道路直しをしたり、押売りを追っばらったり、今ではすっかり良吉の家庭に入りこんでいた。或る日、良吉の息子の学に、土産だといって純血種の洋犬を連れて来た。知り合いの犬殺しに頼んで、保健所から薬殺寸前の犬を連れて来たのだった。学は大喜びだったが、この犬には引取人が現われた。伊達財閥で名高い伊達家の飼犬だったのだ。これが縁で房子と伊達家の長男一郎とが恋人同士になった。秋も近づいた頃、源五郎はこんど、身投娘を良吉の家にかつぎこんできた。娘は愛子といい、自殺する程の境遇ながら、性格の明るい控えめないい子だった。愛子は良吉の家にお手伝いさんとして、働くことになった。それからというもの源五郎は足繁く、良吉の家に来るようになった。どうやら愛子に惚れたらしいと睨んだ良吉は、愛子と源五郎を映画に出してやるのだった。その帰り、源五郎が愛子の手を握ろうとし、びっくりした愛子が道路下に落ちこみ、泥んこになったことからおかしくなった。絹子は、源五郎が乱暴したのではないかと言い、愛子は沈黙を守り源五郎は失踪した。暫くして愛子も良吉の家を出ていった。それから一年が過ぎた或る日、汽車の中で良吉はばったりと源五郎と逢った。そこには生れたばかりの赤ん坊を抱いた愛子の姿があった。
上手い批評の言葉は持たない。
ただ良く笑い最後に暖かい気持ちになった。
これは後に「男はつらいよ」で映画史に残るヒット作を生み出した山田洋次の初期の傑作と言われている。
この時から山田洋次のファンである。
マイミクさんの言葉を借りて言えば「山田洋次者」である。
この時から倍賞千恵子のファンになった。
何があっても見に行くと言うわけでなく、出ていれば出しゃばらない彼女のさり気なさが好きになった。
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