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2020年11月13日10:56
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南駒ヶ岳〜越百山 R02 (2020) .11.11〜12 （後編）
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昨日は南駒ヶ岳山頂で夕暮れまで過ごした後に、摺鉢窪避難小屋には17:10ともう暗くなっている時間帯に辿り着いて、ここでもたった一人の時間を過ごしていました。今回の山行を振り返りながら色々な思いに耽っていたのですが、やはり私は恵まれていますね。
11/12
御来光を拝みたかったので2:50に起床、先ずは湯を沸かしてテルモスにココアを入れると、別に食いたくもないのに棒ラーメンを茹でて、スライス餅を放り込みました。昨日の夕食はスパゲッティで美味しく頂いたけど、棒ラーメンは正直、山の中では不味いです。半ば嘔吐きながら食べていました。嵩張らないので山の中では便利だけれども、次からは持って来るのは止めよ。後は大好きなナッツ類をポリポリと齧って、残りの水1.5Lにはポカリスエットの粉を混ぜて、その500mlをホットにして飲み干しました。これで朝食は完了。私は途中の行動食は殆ど口にしない方なのでこれで充分です。身支度を整えると4:50に避難小屋を後にしました。ここは綺麗でとても良い所ですよ。ヘッデンの電池が減って来ているので薄暗いけれども、星明りもあるので大丈夫です。
南駒ヶ岳山頂には5:55に辿り着くと、夜明けを待つ為に衣類を着込んでレインウェアを羽織りました。雲の上からでしたが6:20にオレンジ色の太陽が塩見岳から姿を見せて、その少し右手には富士山がちょこんと顔を覗かせています。朝焼けに染まって行く周りの山々が美しいです。
�茵〔詭世荏阿瞭邏陬�岳
�蕁‘邏陬�岳山頂にて、御来光
�蕁 �LINE→N】
雲の上からやったけど、御来光
【LINE→私】
す！す！すんばらしい
�茵…�日を背後に浴びて、山頂の祠
�蕁‘邏陬�岳南峰から北峰を振り返る
もう思う存分に山頂で過ごせたので、上はシャツ2枚にキャップを被るという何とも寒々しい格好になると7:00から縦走を始めました。稜線上は冷たい風が吹き抜けて行くので本当に寒いのですが、雪山にも登ろうという者がこの程度でへこたれてはあきませんよ。私が過ごしていたのは山頂標識のある南駒ヶ岳の北峰でしたが、南峰から振り返った山並にも惚れ惚れとした美しさがありますね。ここから越百山まで縦走する間には、鎖場もあって意外と険しい仙涯嶺が控えています。ここでも雪山を想定しながら歩いていました。
�茵＼膤粁�
�蕁￣柯柑�
仙涯嶺は実に魅力的な山塊だわ。それに比べると越百山は見過ごされそうな山ではありますね。この縦走では越百小屋が見えているので安心感はあります。仙涯嶺の山頂では折角なのでその岩場の上に乗りましたが、怖いだけで展望は南駒ヶ岳には劣りますね。ここから越百山まではなだらかな稜線歩きとなります。
�茵￣柯柑鎧劃困�ら、中央の南駒ヶ岳と右手の仙涯嶺を振り返る
�蕁￣柯柑鎧劃�
越百山の山頂には9:20に辿り着くと、これで縦走を終えたという達成感はありますが、もう周りの展望にそれ程の関心はなくて、南越百山に寄ろうとも思わず、後は下りるだけとなります。もしもこのルートを逆に辿ればどうなるかと思いましたが、やはり北沢尾根を登って行く時の高揚感に勝るものはないのではないでしょうか。尤も余裕があるならばうさぎ平から空木岳を絡めるのも面白そうです。
�茵￣柯款�屋から、南駒ヶ岳の眺め
�蕁＿嫉嚇喘罅⊂紊離灰襪砲�
下るに連れて歩き辛かったハイマツ帯はやがて樹林帯となり、その崖崩れの縁に越百小屋はありました。越百山と南駒ヶ岳を少し振り返った後にその場を後にしました。長い下りが続くので上のコルで流石に疲れを覚えて昼食としましたが、その時に口にしたのは羊羹が3本とテルモスに入れたココアを3杯だけでした。後は気持良く下って行き、越百山の登山口である福栃平の分岐には12:40に下りて来て、後は長い林道を下ってもみじ荘には13:30に帰って来ました。後はバイクを飛ばして家に帰るだけですよ。
走行距離、385mi=620km
給油量、31.4L
燃費、19.7km/L
【LINE→N】
北アルプスはもう雪景色ですけど、木曽駒ヶ岳の中央アルプスと、甲斐駒ヶ岳の南アルプスと、八ヶ岳はまだまだ積雪は大丈夫そうでした。この中では南アルプスが地理的にも一番遅いです。我らが地元と言える白山はかなり早い方ですね。
今回の南駒ヶ岳（二百名山）と越百山（こすもやま。三百名山）の縦走は、あまり人気のない山域ですし、紅葉の時期を過ぎていたので、誰とも行き合いませんでした。長く登山をやっていると、こうした静かな山行が貴重に思えます。家の親からは「怖くないの？」「寂しくないの？」「あんたも不思議な子やね」なんて言われていますけど、全然そんな事はないんですけどね。たとえ何人が登ろうとも、山は一人一人が直に向き合うべき所だと考えています。
山に優劣はありません。高い山だから凄いとか（確かに凄いんだけど）、人気があるから良い山とか、そんな事は全然ないので、近郊の山なら、寒さ対策さえきちんとしておけば、まだまだ楽しめますよ。生駒山でも霧氷が楽しめます。どうぞ気張らずに、色んな山に向き合って頂きたいものです。
因みに私の一番好きな山は若草山です。機会がある毎に登っています。
どうぞ素晴らしい山行を積み重ねて行って下さいね。
ではでは
【LINE→私】
お疲れ様でした。
誰とも会わないというのはなんとも貴重な！
無事ご帰還、良かったです
南駒ヶ岳〜越百山 R02 (2020) .11.11〜12 （前編）
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御来光を拝みたかったので2:50に起床、先ずは湯を沸かしてテルモスにココアを入れると、別に食いたくもないのに棒ラーメンを茹でて、スライス餅を放り込みました。昨日の夕食はスパゲッティで美味しく頂いたけど、棒ラーメンは正直、山の中では不味いです。半ば嘔吐きながら食べていました。嵩張らないので山の中では便利だけれども、次からは持って来るのは止めよ。後は大好きなナッツ類をポリポリと齧って、残りの水1.5Lにはポカリスエットの粉を混ぜて、その500mlをホットにして飲み干しました。これで朝食は完了。私は途中の行動食は殆ど口にしない方なのでこれで充分です。身支度を整えると4:50に避難小屋を後にしました。ここは綺麗でとても良い所ですよ。ヘッデンの電池が減って来ているので薄暗いけれども、星明りもあるので大丈夫です。
南駒ヶ岳山頂には5:55に辿り着くと、夜明けを待つ為に衣類を着込んでレインウェアを羽織りました。雲の上からでしたが6:20にオレンジ色の太陽が塩見岳から姿を見せて、その少し右手には富士山がちょこんと顔を覗かせています。朝焼けに染まって行く周りの山々が美しいです。
�茵〔詭世荏阿瞭邏陬�岳
�蕁‘邏陬�岳山頂にて、御来光
�蕁 �LINE→N】
雲の上からやったけど、御来光
【LINE→私】
す！す！すんばらしい
�茵…�日を背後に浴びて、山頂の祠
�蕁‘邏陬�岳南峰から北峰を振り返る
もう思う存分に山頂で過ごせたので、上はシャツ2枚にキャップを被るという何とも寒々しい格好になると7:00から縦走を始めました。稜線上は冷たい風が吹き抜けて行くので本当に寒いのですが、雪山にも登ろうという者がこの程度でへこたれてはあきませんよ。私が過ごしていたのは山頂標識のある南駒ヶ岳の北峰でしたが、南峰から振り返った山並にも惚れ惚れとした美しさがありますね。ここから越百山まで縦走する間には、鎖場もあって意外と険しい仙涯嶺が控えています。ここでも雪山を想定しながら歩いていました。
�茵＼膤粁�
�蕁￣柯柑�
仙涯嶺は実に魅力的な山塊だわ。それに比べると越百山は見過ごされそうな山ではありますね。この縦走では越百小屋が見えているので安心感はあります。仙涯嶺の山頂では折角なのでその岩場の上に乗りましたが、怖いだけで展望は南駒ヶ岳には劣りますね。ここから越百山まではなだらかな稜線歩きとなります。
�茵￣柯柑鎧劃困�ら、中央の南駒ヶ岳と右手の仙涯嶺を振り返る
�蕁￣柯柑鎧劃�
越百山の山頂には9:20に辿り着くと、これで縦走を終えたという達成感はありますが、もう周りの展望にそれ程の関心はなくて、南越百山に寄ろうとも思わず、後は下りるだけとなります。もしもこのルートを逆に辿ればどうなるかと思いましたが、やはり北沢尾根を登って行く時の高揚感に勝るものはないのではないでしょうか。尤も余裕があるならばうさぎ平から空木岳を絡めるのも面白そうです。
�茵￣柯款�屋から、南駒ヶ岳の眺め
�蕁＿嫉嚇喘罅⊂紊離灰襪砲�
下るに連れて歩き辛かったハイマツ帯はやがて樹林帯となり、その崖崩れの縁に越百小屋はありました。越百山と南駒ヶ岳を少し振り返った後にその場を後にしました。長い下りが続くので上のコルで流石に疲れを覚えて昼食としましたが、その時に口にしたのは羊羹が3本とテルモスに入れたココアを3杯だけでした。後は気持良く下って行き、越百山の登山口である福栃平の分岐には12:40に下りて来て、後は長い林道を下ってもみじ荘には13:30に帰って来ました。後はバイクを飛ばして家に帰るだけですよ。
走行距離、385mi=620km
給油量、31.4L
燃費、19.7km/L
【LINE→N】
北アルプスはもう雪景色ですけど、木曽駒ヶ岳の中央アルプスと、甲斐駒ヶ岳の南アルプスと、八ヶ岳はまだまだ積雪は大丈夫そうでした。この中では南アルプスが地理的にも一番遅いです。我らが地元と言える白山はかなり早い方ですね。
今回の南駒ヶ岳（二百名山）と越百山（こすもやま。三百名山）の縦走は、あまり人気のない山域ですし、紅葉の時期を過ぎていたので、誰とも行き合いませんでした。長く登山をやっていると、こうした静かな山行が貴重に思えます。家の親からは「怖くないの？」「寂しくないの？」「あんたも不思議な子やね」なんて言われていますけど、全然そんな事はないんですけどね。たとえ何人が登ろうとも、山は一人一人が直に向き合うべき所だと考えています。
山に優劣はありません。高い山だから凄いとか（確かに凄いんだけど）、人気があるから良い山とか、そんな事は全然ないので、近郊の山なら、寒さ対策さえきちんとしておけば、まだまだ楽しめますよ。生駒山でも霧氷が楽しめます。どうぞ気張らずに、色んな山に向き合って頂きたいものです。
因みに私の一番好きな山は若草山です。機会がある毎に登っています。
どうぞ素晴らしい山行を積み重ねて行って下さいね。
ではでは
【LINE→私】
お疲れ様でした。
誰とも会わないというのはなんとも貴重な！
無事ご帰還、良かったです
南駒ヶ岳〜越百山 R02 (2020) .11.11〜12 （前編）
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