mixiユーザー(id:2399973)

2020年10月09日17:00

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20年前のきょう、たまたまリバプールにいました

「みなさん、きょうは特別な日です。もちろんご存じのはず、ジョンの誕生日。お元気ならちょうど60歳ですね」ちょっと太めのおばちゃんツアーガイドは、走り出したバスのなかでマイク片手に語り出した。ところが丸一日リバプールをウロウロしたこの日、10月9日が特別なものと感じさせてくれたのは、この一瞬だけだったのだ。

地元の英雄の誕生日がこんなんでええんかと言いたくなる、ふだんと変わらない雰囲気のそこかしこ。奥方が日本人だからといって何も還暦を祝えとまでは言わないけど。もしこれが日本だったら、官民一体の町おこしをハデに展開するだろうなと。まあ20年経ったいまでは、多少なりとも商売っ気がStarting Overしているようですが。

ツアーの2時間あまりはまさにきのうきょうのようなシトシト雨続き。なのでバスがペニーレーンやクオーリーバンク中学を通過したときも、車窓の曇りガラスを拭うことばかりに気持ちが集中。ストロベリー・フィールドとジョージの生家では下車してのひととき。ところが雨と寒さであまりゆっくりできなかったのは残念。

同行したのは誰もが知る某有名セレクトショップのチーフバイヤー。そう、これぞ接待そのもの、何もジョンの誕生日に合わせたのではなく、お互い忙しい出張日程をやりくりした結果がたまたまこの日に。ただ天気は悪いし気は遣うし…個人的にはひとり気ままにぶらぶら、1988年初めての市街探訪のほうが印象に残っています。

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