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2020年09月25日15:15

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第98回 音楽家講座 in 鶴見 9月24日(木)

台風も逸れてくれて、無事開催の運びとなりました。

今回もしみじみと、良い会となりました。

甲野先生は、さらに進化されていて、それはいつものことなのですが、やはり、今回は格別だと思う。

剣道をやっていらっしゃるという男性が立ち会われたのですが、袋竹刀の先端が僅かに動いただけなのに、足元から宙に浮いてゴロゴロとひっくり返されていた。

あのような情景は初めてみました。

受け身がとても上手い方でしたので、安心して見てはいられましたが、その前の竹刀が動くか動かないか、といった静かな動きとの対比が鮮明で、あっけにとられてしまいました。


コロナ以前に比べて、先生のご指導は毎回、より静かに内面に働きかけてくるものが多くなった。

もちろん、「紐」も素晴らしくて、改めて、ちょっとした角度や巻き方の違いで、効果倍増、ということもあり、探求は尽きることがないのですが。

「音に教えてもらう」

「身体に教えてもらう」

こうして活字にしてしまうと、(それも私が書くと・・)
なんだかご利益も減ってしまう感じですが、あの音楽家講座の参加者の皆様と共有した時間と場の中で、先生の口から語られた時、それは大きなくさびを身体の奥底に打ち込まれたような気がしました。

楽器演奏の技術を越えて、「生きている」ということへの感謝や喜びを改めて感じることができました。

昔、合宿に参加されていたIくんも久々に参加。
当時は大学生だったのに、結婚されてお父さんになっている、ということでびっくり。
お手伝いしてくれている忍者のIくんもくノ一の奥様がいる。

本当に時が流れるのはあっと言う間です。

先生といえば・・
古希を越えたというのに、最近は屋根に上るのがお気に入りの稽古法とか・・

敢えてたてつけの悪いままの脚立で、フラフラさせたまま危険を感じつつ、というのが良いのだそうですが・・

止めて欲しいのは山々ですが、先生らしい・・・

次回は10月20日、同じく鶴見サルビアH.3階音楽ホールです!

写真はヴァイオリニストに巻いた紐。
毎回、その時のその方に合った巻き方、ということなので、ご参考までに。

私もいつもの烏帽子巻きを少しずらした位置で、というのをやっていただきました。
落ちやすい角度ではあるのですが、たまたま付けていたカチューシャがよい滑り止めとなりました。

とはいえ、もちろん、この格好で人前で演奏するという訳にはまいりませんが、よい稽古が出来そうです。

身体の感覚が大きく変わった、という感じは少なかったけれど、音の変化はありありと感じることができました。これも面白かった。

今回、そういえば先生のお写真を撮るのを忘れてしまいました。
みなさま、すみません。
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