大人になった時、できるだけメンタルは強くなっていなければ、ため息をついてしまう時が来ます。そんな苦しい時、頼りになるのは、父母ではありません強い精神力です。親依存の恐さはここにあります。親に依存して自分で解決できないメンタルになってしまいます。
大人になった時、周りの空気をよく読める、相手の気持ちを思いやれる、そして、頑張らなくてはいけない時は頑張れる子にするためには、子ども時代のしつけが重要です。
しかし厳し過ぎるしつけは、かえって子どもの成長には逆効果です。子ども心にトラウマが出来てしまいます。ある少年は厳し過ぎるしつけのためにいつも後ろががげで前に敵と言う心理に育ったがために戦って道を切り開くしか思いつかないように成長してしまいました。本当は、後ろは余裕があり横にも道があるのですが追い詰めた教育の結果でしょう
行き過ぎた過保護もどんなに格好が良くて、頭が良くても、その自立性のない思考のために、せっかくの長所が壊れるので過保護、過干渉も大きな問題を含みます。
劣等感は子どもの心に自信を失わせますが、反対に、自分に自信を持てれば、劣等感は和らぐはず。そのためには、何か得意分野を作る事も大切です。人間誰しも、得手不得手がありますが、得意な事は子どもの時分から、はっきりする事が多いから、それを見つけ目伸ばす事は大事な子育ての方法です。
子どもが大人になってから、心の病気のリスクが高まる代表的原因の一つに、幼少期のトラウマがあります。「何らかの事情で長期間、家に帰れず寂しかった」逆に「慣れた居心地の良い環境から引き離され異なる育て方の家に環境を変えられた」「迷子になって、怖い思いをした」「遊び友達に不幸があった」「親が(不倫などで)自分を置いて寂しい思いをさせ、放置された時間があった」など、時には、子供の心が大きく傷つくような出来事が起こります。
子どもが何度も夢に出てくるような辛い体験を口にするような事があれば、親は是非、子どもの話を聞いてあげて、その体験を過去の事として、子どもの心の中で終わらせる事が出来るように手伝ってあげる事が大事です。親自身の過失で恨まれていた場合、その分、つぐないで精一杯子どもに目を向けて下さい。逆に駄目なら恨まれる事をバネにするようにもっていく方法もあちます。
子どもは小さいながらも親の言動を隅から隅まで実によく観察しています目子どもが自分の言動を真似していって良いようにしんどいでしょうが生きるのも親の務めかもしれません。
これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。
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