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2020年09月18日02:46

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アイドル・ドキュメント2本。

16日、またも夕方から雨の予報を信じて身過ぎ世過ぎを休み、映画じゃ映画じゃと2本。
TOHOシネマズ新宿で、「僕たちの嘘と真実 Documentary of KEYAKIZAKA 46」。
開映前のロビーで本作の監督、高橋栄樹氏にバッタリ。大きいスクリーンで見に来たと。
アイドルのドキュメントに、「嘘と真実」のタイトル。それが本作の性格を物語る。
とにかく、平手友梨奈の圧倒的なパフォーマンス。それも典型的な憑依型。それは“グループ”にとっては両刃の剣となる現実。
パフォーマンスの終る度に倒れ、いきなりサビで花道を踊りながら走るというアドリブで曲の終了で舞台から転落して負傷、etc. etc.
振付師が彼女を叱ったのも、プロとしての在り方の問題。
しかし、天才が狂気をはらんでいるのも事実で、ソロならともかく、他のメンバーとの共存となると…。
現役メンバーのインタビューは豊富にあるが、やはり歯痒いのは卒業したメンバーの誰のインタビューも無い。高橋監督にお聞きするも、オファーはしても結果、叶わなかったと。そう、長濱ねるも、そして平手も。
構成としては、「黒い羊」のMV撮影風景を時系列を入れ替えてラスト前に持ってきたのは、盛り上げとしては良く分かる。やはり撮了と同時に倒れて微動だにしないテチを支え立たせたのが、個人的一押しの織田奈那だった嬉しさで、って、ドキュメントの感想を書いていて、いきなりミーハーかよ!(だって織田奈那のインタビューも無いんだもん)
終映後、そんな事を高橋監督とロビーで30分以上話していたか。

さて、次に何を見るか迷っていたが、こうなるとこれしかないだろうと、テアトル新宿で、「3年目のデビュー」。
前作での、長濱ねるの不在を本作で充分補っている。
欅坂の二軍として、握手会に誰も並ばないポジションのひらがなけやきからスタート。
肝心の長澤の欅坂専属による脱退を受け、その年の紅白での平手の骨折から、翌一月の欅坂との合同ライブがけやき坂単独ライブになるという運命の采配。そして、更に一年後の日向坂への改名と同時のシングルデビューへ。
何よりもメンバーの明るさ。アンダーという位置にいながら、いつか、という夢を見続ける向上心。更には、最年長のキャプテン、佐々木久美の見事なまでのリーダーシップ!
4曲続けてのセンター、小坂菜穂の出演する映画の撮影が押してライブに出られなくなると、その不在を仲間で補い合いながらのチームワーク。映画屋としては、ライブより映画を優先した選択が嬉しい。
だが、謂わばクライマックスである昨年の幕張メッセでのクリスマス・ライブ、ひなくりでの、来年のひなくりは東京ドームに決定!というサプライズに泣き崩れるメンバーがいて、ラストシーンは今年の2月…。
欅坂ドキュメントでは、ラストは今年7月の配信生ライブだっただけに、今年12月のひなくりは…と思うと、言葉は悪いが、よりドラマチックな成行きがメンバーを待ち構えている…!

何故、アイドル・ドキュメントにこうも熱くなるのかと言えば、昔々、某人気絶頂アイドルのドキュメントを創っていた事があり、完成直前にそのアイドル・サイドの問題で発売中止になるというアクシデントを経験。
その時に、戦後日本の歌謡史、アイドル史、アイドルとは、等々を調べた事もあって、所謂アイドル論にはうるさいのですよ。
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