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2020年08月30日09:10

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第50回全国高校野球選手権大会 青春

1968年の高校野球甲子園大会の模様を市川崑が総監督として見せるスポーツドキュメンタリー。
市川崑のフィルモグラフィーでその存在は知っていたが、劇場で見れる機会が巡ってくるとは思わなかった。
本作の数年前に「東京オリンピック」で映像テクニックを駆使してスポーツの魅力を見せてくれた市川崑だが、本作でも同じこと。こんなところにカメラを設置したのか、という驚異のアングルや画面分割やスローモーションなどで球児たちを捉える。まさに市川崑の映画。
甲子園に行く前に全国の高校のその土地ならではの練習方法などを見せるが、甲子園にどの高校が行けるかなんて事前にわかっていないし、だからこの部分は完全に演出。ユニフォームに高校名が印刷されていないし、高校野球の象徴ということだろう。
甲子園大会の決勝戦ともなると50年以上前の試合だというのに見入ってしまう。そんな時に市川流の華麗な演出がウザく感じてしまう。映像テクニックなんかいいから試合を見せてくれ、と思ってしまう。スポーツってそういう本質的な何かがあってそこが素晴らしいところなんだな。
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