mixiユーザー(id:14855706)

2020年08月09日23:25

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聞き上手になってコミュニケーション力を上げる方法です。

カウンセラーが本気で聞き上手になる方法を書く事にしました。カウンセリングでは共感的理解をするためには、まず聞き上手になる訓練(傾聴トレーニング)をしなければなりません。相手の話をよく聞ける。相手の立場に立って聞ける。相手の気持ちを聞いて話しができる。これだけの技術を要するし、聞き上手にも共通するはずです。

話さない→聞きモードに徹する。
相づちを打つ→聞いているということが伝わる。だけど肯定的にはならない。
自分の話はしない→話の内容が自分の経験上であっても、それを言わない。
相手に関心を持つ→なぜ、このような考え方になるのかと、興味を持つ。
教えてもらうという謙虚な気持ちを持つ→教えてもらうということによってどういうことかが分かる。
相手の話は相手のこととして聞く→自分と違うことに関心をもつ。でも自分の固定的概念を押し付けない。
無理に聞き出そうとしない→真実を確かめたい、聞きたいという思いは封印する。
これだけで相手はかなり話しやすい相手として受け止めてくれると思います。

聞き上手になるための必要な方法は、受容と共感と傾聴です。相手の考えや態度、話を受け入れて、そこに共感して、積極的に相手に関心を持って耳を傾けることで、話をしている相手は自分でも表面上でしか理解していなかった自分の心を初めて言葉にしたり、考えることができるようになっていきます。

この方法で無意識下に沈んでいた相談者の中にあるもやもやした悩みや、過去の辛い想い出や、自分の価値観に大きく影響した体験を聞き出すことで、相談者が自分でもどうしていいのかわからない心の不調を整えるきっかけを与える事ができます。一般に応用して考えれば相手にとってなくてはならない話し相手になれると言う事です。

相手の表情、姿勢、視線を意識しながら聞く事も大事です。話し相手は全身で色々なサインを送っています。こうしたサインは相手の話を自然と興味があり、聞いているときに出てくるサインです。そのため、相手に興味があり、話を聞きたいと思えば自然とこのような態度が出てきます。だから、相手に興味を持ち、もっと相手の話を聞きたいという心持ちになることが重要になってきます。

カウンセリングで相手の話しを聞きながら心を整理させてあげる方法ですけど、本当に聞き上手になり相手が喜んで話したくなる方法でもあります。

これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。
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