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2020年08月05日16:23

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人にやさしく

今日はイオンシネマ板橋で「君が世界のはじまり」を観てきました。

監督:ふくだももこ

配役(役名):松本穂香(縁)、中田青渚(琴子)、片山友希(純)、業平(小室ぺい)、金子大地(伊尾)、甲斐翔真(岡田)、板橋駿谷(桑田教諭)、森下能幸(業平の父)、億なつき(ミナミ)、江口のり子(楓)、古舘寛治(純の父・忠司)他。

ふくだ監督の小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」と脚本担当の向井康介による「リンダ リンダ リンダ」、「聖の青春」、「愚行録」を一纏めにして新たな物語として制作された青春群像です。

舞台は大阪の郊外。
主人公の縁(ゆかり)と琴子は幼馴染ながら、縁は優等生で琴子は不出来で授業をさぼってばかりいます。
2人はある日、学校の物置で泣いていた他のクラスの男子生徒・業平と遭遇します。

琴子は7人目の彼氏をあっさりと振り、業平に興味を示します。
ある夜、縁は精神を病んでいる男と遭遇しますが、その男は業平の父で、業平は父を家に連れて帰ります。

もう1組の主人公は純と東京から転校してきた伊尾。
2人とも複雑な家庭事情があり、互いを愛おしむこともないままに情を交わします。

ある日の帰り道、縁は帰宅途中の業平と遭い、縁は業平を自宅に招き、縁の両親は業平を歓迎します。
業平は生まれた時に母親が失踪するという複雑な家庭事情を持った少年でした。
その業平に思いを寄せていた琴子は業平をデートに誘ったものの、業平は縁の話ばかりをして、琴子は業平とは縁がないことを悟ったものの縁に不機嫌そうな態度を取ります。

そんな折、同じ高校の生徒が父親を刺殺して逮捕される事件が起こります。
縁は業平を、純は伊尾が当事者ではないかという不安に駆られますが、当事者は2人の全く知らない生徒でした。

縁、業平、岡田、純、伊尾の5人は閉店が決まっている営業終了後のショッピングモールに残ります。
そこは町で唯一の若者が集まる施設でした。
やりたい放題やって大騒ぎしていた5人でしたが、ひと騒ぎするとそれぞれ将来の不安を口にし始めます。

伊尾は継母と関係を持っていて、純はそんな伊尾を責めます。
業平は岡田が縁の胸の内を見透かしていることを打ち明けます。
そして、5人は置かれていた楽器を手にし、ブルーハーツの曲を演奏し始めます。
そこへ警備員が現れますが、警備員は5人を笑って許して帰宅させます。

後日、授業をサボっていた琴子が教室の前に姿を現します。
琴子は逃げ出し、縁は琴子を追いかけます。
2人とも校庭の水溜りで転び、互いに溜まっていたものを吐き出し、わだかまりを吹き飛ばすのでした。

以前、観たブルーハーツの曲を題材にした冒頭に出てきた作品を彷彿とさせるような場面があったり、劇中にブルーハーツの曲が流れたり、エンディングは松本穂香の歌唱による「人にやさしく」が流れる等、ブルーハーツ・オマージュ的な作品でした。
この曲はホークスの「北のチャンステーマ」として使われていて、ホークスファンにはお馴染の曲でもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=1AB1vpo1y-Q

公式サイトURL
https://kimiseka-movie.jp



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