もうね・・
何がけしからんって、この情勢さなかに知事たる行政首長が開口一番
「ウソみたいなホントの話」なんて切り出しを始める、超絶不健全・不適格な態様でね。
正確性や慎重性が不可避な本件にあたって、こういう俗っぽい表現を
枕詞に持ってくる事自体、甚だ「気がふれてる」としか言い様がない。
このイソジン云々について、医療専門筋による科学的手順を遵守し、
他方で考察・研究における基本的な“挑戦姿勢”だけを観る限り、
それ自体を否定するものでなく、寧ろ健全であるとさえ言える。
但し。専門分野の領域外に内容を持ち出す場合は、それ相応の補填的な論証や
反証などを経たものじゃないとならず、下手に末端へ広く浸透してしまえば、
必ずや誤った見識や理解へと簡単に繋がってしまう・・という当たり前の話で、
これは「危機管理論」の問題にまで抵触してくるもの。
その観点で言えば、発表者がこの「はびきの医療センター」当事者自身ならいざしらず、
あろうことか「行政首長」自身が、医療専門家ではない吉村如きが先導して
意気揚々と語るなんぞ、極めてあるまじきな行為以外の何物でもない。
挙げ句が記事のように、早くも市場に混乱をきたす。
当然、「カネでも貰ってるのか！？」なんていう下世話な疑念さえ湧いて不思議なく、
本来適正であったかもしれない内容に、尾ヒレ背ヒレがついて回りかねず、
そうなると「エセ科学」の領域にまで発展しかねない、実に問題のある有り様。
純粋な科学・研究の領域内で、しっかりとしたデータ蓄積や論考が健全に進み、
結果として有用性が推認されるなら、それは大いに結構で有益なもの。
が、手順を誤れば途端におかしな方向に走る・・なんて、古今東西腐るほど
同じような苦い経験値を積み重ねて来ただろうはず。
高度な医療の世界にまで軽々と、テキトーな感覚で足を踏み入れ、
ポピュリズムど真ん中の態様で「人気取り」に突っ走る吉村だからこそ、
一部のウブな市民さえ無思考で突っ走る・・
いずこも同じ・・とはいえ、第二の「キーメディア」が取り上げ
波及することへの想像力・・その先の先まで読めないとするなら、
こんな輩が、あるいはこんな輩を中心に従える維新なんぞが今後越境してくるなんぞ、
薄ら寒いも過ぎるって話でしかない。
“ウソみたいなホントの話ですがぁ・・”
貴様は、エセ科学に拠る健康食品メーカーの営業マンかっての。。
■「イソジン」サイトにアクセス殺到か繋らない状況に 新型コロナ「重篤化抑制」研究、大阪府知事の会見受け
(BIGLOBEニュース - 08月04日 18:38)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=6182680
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