「なろうしょうせつ」に嵌ってしまった

Kindle Unlimitedで読書に埋没する中で、ついうかうかとやたらと冗長な俗称「なろうしょうせつ」にどっぷりと嵌ってしまった。Kindle上で読める巻は読み尽くしてしまい、今は本家「小説家になろう」サイトでその続きを読んでいる始末。
タイトルは、
「本好きの下克上」
私の芯にしっかりと刺さってしまった。
どんな内容かと問われれば、「和製ハリポタ」と説明している。
コミックやアニメから嵌った訳ではないので、純然たる「本好き」が発動。

私のように実際に司書資格や司書教諭資格を取得して、実際に学校図書館や子ども図書館などに勤務し、果ては、目指したところとは畑違いの医療系専門図書館に30年も勤め続けるという人生を過ごして来た者には、司書が天職だと思い込んでいた中学時代のあの熱い思いを甦らせて貰える一種「司書バイブル」的な存在になってしまった。

以来、仕事をしていても、食事をしていても、お風呂に入っていても、「本好きの下克上」世界が頭の中を渦巻いている。生きて来て本当に良かったなあ、なんてつくづく思ってしまっている。