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2020年07月25日00:15

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妄想探偵社

〜伴尾君の冒険〜

音が聴こえない
暑さも寒さも感じない
それに浮いているみたいだけど
逆さまなのかどうかもわからない
でも一つだけはっきりしている
自分の体がない

真っ暗なのに時々何かが瞬間的に見える
というか映る
暗いのにそれが街中だったり家の中だったり
明るいとは言えないけど
コマ送りの写真みたい
あっ
この感じ想い出した
夢だ

はっきりした景色が目の前に見えて来た
私の視界いっぱいにまで広がって来た
相変わらず浮いているみたいだけど
逆さにはなっていないみたい

もうその景色の中に完全に入ってしまった感じ
どこだろう
なんか見覚えがある風景だ
そうだ高校の通学路だ
懐かしい
地下鉄の階段を上っていつもの裏通りにでた
そうか今私は歩いているんだ
じゃあテレビ局の前を通り過ぎて
あの交差点を曲がれば高校の正門まで真っすぐだ

高校の前の道から女子高生が私の方に曲がってきた
あの制服はたぶん私の高校だ
何年生だろう
下校してこれから地下鉄の駅に行くのかな

あっ

私だ…
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