高野山に三鈷(さんこ)の松というのがある。
唐で修業を終えた弘法大師が三鈷という法具を投げたら、
天空を飛んで高野山の松の木にひっかかったと言う。
そこで弘法大師は高野山に入るんだけど、
この松には四つ葉のクローバーみたいに、
まれに三本の松葉が生えるのだそうで、
その松葉を見つけたら幸運が訪れるとか何とか。
お大師さんのご利益。
ここまでは有名な話だよね。
もっともこの松の樹齢はせいぜい百年くらいだそうで、
弘法大師が生きた頃には影も形もなかったことになるけど。
今日、長居公園を歩いてたら、
三本松葉が落ちていた。
それもいっぱい。
もしかしたら長居公園も弘法大師が開いたのかもしれないな。
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