大雨で、九州方面はたいへんなことになっているようで。
コロナで全国、全世界が痛めつけられている中で追い打ちをかけるような自然災害。
お見舞い申し上げます
なんていうと他人事のようですが、自分が住んでいる地域が大丈夫なんていえないですからね。不安で萎縮しないようにしつつも気をつけて過ごしたいと思います。
今回の災害。
50年に一度なんてニュースで流れ、それが連日して使われたものだから、
「50年に一度、って昨日もゆってた」
なんてツッコミが入っていました。
今回の大雨がという意味で使っているのであって、昨日も今日もひとつに含まれるなんて言い訳もありそうだけどね。
でも、ポイントは「〇年に一度」という表現がもはや定型になって、なんの説得力もないということにあるのだろうな。
毎年どっかで「〇年に一度」なんて表現を聞いていたら、もはやそれは珍しくもなんともない。
以前の仕事で、毎月報告レポートをあげていたときに体験があるんだけどさ。ああいう表現って、結局、ある程度のストックを使いまわしてつなげているから、いつもどっかで聞いた言葉になっちゃうんだよね。
もう少し考えりゃいいだろうに、と思うのは素人の無責任さ。
と仕事する側になれば、言い訳が出てくるかもしれない。締め切りに追われていると、どうしてもある程度のパターンは出てきてしまう。もちろん、そこを感じさせないようにするのが、仕事する人間の腕になってくるんだけど。
だから、自分が毎月数行の報告レポートをあげる立場にあったときは、なんとか新しい文章を、と意識したような気はする。
ああいうツッコミが入るのは、いかに自分の頭で考えてないか、ということが察せられてしまうね。
今までになかったことを書こうと考えるなら、俺が体験した中では方法はひとつしか思いつかなかった。
ワンエピソードでいい。
実際にあったことを書くのだ。
それは決して繰り返さない。
報道とか、ものを伝えることに新しい表現とか求めているわけじゃないんだけど、ストックフレーズを使っていることがばれないくらいの、頭の使い方はしたい、とこれは自分の仕事を振り返ってみて思った。
ログインしてコメントを確認・投稿する