mixiユーザー(id:17922359)

2020年07月06日13:48

97 view

殺人事件から思うストレスの事

僕が子供の時、「吉展(よしのぶ)ちゃん殺人事件」がありました。まだ6歳の子がある男に殺された事件ですね。TVで日本中に報道され、犯人への憎しみと、殺された子への同情が集まりました。犯人は死刑になりました。でも、その後も同様な事件が後を絶ちません。


  無論、その犯人の罪は大きいです。死刑でも償えませんね。でも、犯人も生まれた時はただの赤ちゃん。殺された子みたいだった時もあった。何故、「殺した」のか。本人も全部説明ができるのか。我々も犯人を憎むだけでは、何も得られない。

  難しいですが、「何故、殺した」のか。理由を多角的に推察する事が大切ですね。理由は複数あると思います。金が絡まない殺人事件のかなりは、経済格差などのストレスを他人にぶつけて、晴らす面もかなりある。この場合、社会格差、及び、ストレスを他人にぶつけても何も解決しないという問題があるわけです。犯人は法で処罰は当然ですが、その他、我々もそのような事件を産んだ社会的な背景を考えて、そのような事のない世の中にしないといけません。何かの犯人にあるストレスは、我々にも降りかかっている事が多いから。

  中国でのイルカ虐待の根も、今の中国の人達の抱えているストレスが一つには考えられるし、そのストレスはお国を越えて、日本人やこの僕にもあるのかもしれない。そんな気もしてきた。だから、僕も目を向けたと。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  神父や牧師は「我々も事件の加害者になっていますね」とよく言いますが、その視点も大事かも知れませんが、それ以上に「我々も同じストレスを抱えている」と見た方がより鋭く問題を感じられるかもしれませんね。


7 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する