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2020年06月28日22:09

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え? アキレスって瞬足だけでなく、素材を活かした商品や厚底シューズも開発しているんだね。

今朝、録画していていたテレ東のカンブリア宮殿を観ていたら、アキレスの特集をやっていました。

 アキレスというと小学生用の「瞬足」というシューズのメーカーというイメージがありますが、元々、縫製メーカーとしてスタートし、素材の総合メーカーでもあるんですね。

 今回の新型コロナウイルス対策でも使われている、コンビニやスーパー等で見かける耐火性のある飛沫防止シートや病院で使うテント、医療関係で使う防護服、建設現場で使うテント内の耐熱シート、ゴムボートで使う強力ゴム、ウレタン商品、PCのハードディスクで使っている導電性ポリマーもやっているそうです。

 特に導電性ポリマーは、現社長の伊藤氏が開発部の技術者時代に開発した物でしたが、使い道がないとうの事で採用されず、シューズ部門に異動させられたそうです。
 
 ところがある日突然、当時の社長が伊藤氏のもとに来て、「伊藤君すまなかった。君が開発した導電性ポリマーが海外から共同開発の話が来たので、開発部に戻って開発を続けてもらいたい。」と謝罪にきたそうです。
 その後、PCの普及と共に需要も伸びたそうです。

 その他にも伊藤社長は80出願し、23の特許を持つ程の素材オタクだそうです。そういう研究熱心で、好奇心旺盛な人だからこそ社長に抜擢されたんでしょう。
 伊藤氏がやったのは、組織毎に分かれていたフロアを大きいビルに移転し、同じフロアにしたんだそうです。部署の垣根を取り払い、共同開発が出来る環境を作ったようです。

 しかも伊藤社長は私と同じ山形県出身という事で嬉しかったです。雪国育ちで、雪で滑らないシューズの開発もしたようです。

 今、アキレスで力を入れているのが、シューズの新商品の開発だそうです。日本のシューズメーカーは海外勢にやられっ放しで、何とかしないといけないという事で、7月に小学生向けの厚底シューズを開発したようです。とにかくクッション性が良く、足への負担が少ないのが最大の魅力だそうです。素材のメーカーだからこそその技術をシューズの技術に活かして日本を代表するシューズを作ってもらいたいと感じました。

 
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