『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった#12』
<ストーリー>
あっちゃんの友情によって復活したカタリナはマリアを救出し、シリウス会長と対決する。そしてシリウスからその悲惨な過去を告げられるのだが・・・
<コメント>
原作小説のファンで最新の9巻まで読んでいるのだが、やはりどんどん作品としての面白さが落ちていっている。それがなぜかというと、同じ轍をすでにアニメが踏んでいるから。そもそも長期化すべき物語ではなかったはずなのに、変に売れてしまったために止めドキを逃してしまったのだな。
今回遂に第一期最終回ということでシリウスと対決するのだけれども、この部分に実はこの作品の一番面白い、というか作品のキモが描かれているのだ。それはシリウスが「どうだ、聖女カタリナ、僕を他の皆のように救済してみろ!」と叫んだときに「いや、それは無理。だって私はライバルの悪役令嬢なんだもの、そんなこと出来ない」と返す所。面と向かったシリウスはズッコケて同行したメンバーも「なにそれ?」となる一番の笑いどころなのに、そのセリフを軽くかわして「でも、一緒にいることは出来る」と良い話、感動話に持って行くのだ。え、これってそういう話なの?そもそもがコメディじゃないの?
と、この作品に関しては僕の期待したものではなかったなあ、
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