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2020年05月28日13:01

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明暗というか…

熊本地震での被災から寸断が続いていた豊肥本線の復旧工事に目処が付き、8月8日に全線再開するそうです。
2016年からの4年越しで、山崩れに埋まった被災現場の画像は強烈だっただけに、よくぞここまでこぎ着けたという感慨はありますね。

■JR九州、8月8日に豊肥本線全線再開 2016年4月の熊本地震で被災
(Traicy - 05月28日 12:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=157&from=diary&id=6098638

一方、熊本地震の翌年の豪雨での被災で寸断されている日田彦山線の添田〜夜明間についてはBRTでの復旧が本決まりになりました。こちらは残念ですし、明暗が分かれたとしか言いようがないですね…

正直、豊肥本線に比べると、日田彦山線の方はまだ被害の程度が軽微だったと思います。しかし逆にそれがゆえに復旧に対する意見がまとまらないジレンマを引き起こしたようにも見えますね。
当初は九州に対して自費復旧を求める「カネは出さないが口を出す」的な態度も見られたそうで、ただでも上場して利益にならない事業にシビアな状態な上に豊肥本線の復旧の最中でもある九州からすれば、付き合っていられないと判断しても無理はないでしょう。

自分としては日田彦山線の復旧はそこまで難しい話だとは思っていませんでした。ただ、この手の存廃問題に関しては、事業者側に持ち出しを求める態度や自治体間の温度差があるとこじれるのも何度か見てきているので、雲行きが怪しいなとも思っていました。
結果的にその不安感の方が現実になってしまったのはガッカリしましたし、そろそろ自治体と地方交通の関係性についても、個々のセンス任せではなくある程度のガイドラインを定めるべき段階なのではないかとも思わされますね。

https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6096587
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