mixiユーザー(id:9315457)

2020年05月25日10:36

29 view

†ロンドン・ナショナル・ギャラリー展のミニカタログの感想†

1824年の設立前より、世界中から集めてきた名画たち。その集め方、名画をイギリス絵画のお手本にと考え、市民のためのギャラリーにしました。私の好きな風景画やボデゴンしかり王道の肖像画を沢山所有するイギリス。第四章にあるイタリア、ルネサンス絵画のあるヨーロッパ文明始まりの地への旅【グランド.ツアー】旅行者である青年たちはローマの都市景観図である作品をおもに買うのが習わしのようで、旅行者用の作品もあったそう。物語や映画の舞台になったことのある場所を描いた絵画や、名画を真似て描いたものもあっただろうか。ちなみにヴェネチア、フィレンツェ絵画はイギリス絵画のお手本だそう。
私のイメージだと理想風景画や風景画を描いて、お国自慢していそうですが、元のフランドル絵画も沢山所有していてスペイン絵画のコレクションに、宮廷画家ベラスケスの作品の一つに厨房画があり(ボデゴン、この絵は庶民的台所の様子を描いたもので聖書の主題を表した)、{マルタとマリアの家のキリスト}があります。スペインの独立戦争があった19世紀には17世紀のフェリペ国王コレクションは廃れていたようで、歴史で色々習いましたが、再評価の機会を得たということで何も言わないことにしました。(笑)*ボデゴンとは商売をしている様子を描いたものが従来のものである。ボデゴンはベラスケスが故郷のセビーリャで描いていた風俗画で、ボデゴンとは酒蔵を意味するボデガからきた言葉、居酒屋や市場の店先で庶民が飲食や食べ物を売買する情景を描いたもの。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年05月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

最近の日記

もっと見る