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2020年05月21日04:02

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改製原戸籍の旅(後篇)

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『はま寿司・稲沢陸田宮前店』を出たのが13:40頃。
高速道路を使わなくても15時には垂井町役場に到着出来ると計算出来たので下道でトコトコと。

岐阜県不破郡垂井町─
http://www.town.tarui.lg.jp/
かの木下藤吉郎(=秀吉)の軍師として名を馳せた竹中半兵衛の出生地であり、(関ケ原合戦の前哨戦となる)家康による会津征伐の際は、此の地に逗留した大谷刑部が佐和山城の三成の許へ一所懸命説得に向かった…なーんて、今や戦国ヲタクの聖地の1つに揚げられる土地ではありますが、それを私が知るのは三十路をいくつか越した頃。

モノゴコロついて以降、高校に上がるまで、毎年GWの我が家の恒例行事として『垂井祭り』の際に親父殿の生家での宴会に参加する為に赴いていた場所。
ちなみに、中学2年の際に、宴会でビールを沢山飲んで酔っ払ったイキオイで土間に置いてあったカブだったかYAMAHAメイトだったかを持ち出し、裏の相川の堤防にある公園で、『レッツゴー!!ライダーキック』を熱唱しながら、ガス欠するまで走り回ったのが“私とオートバイの出会い”だったりします(^○^)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1900126086&owner_id=210835

で、記憶を辿って計算通り15時丁度に垂井町役場に到着したんですが…むかーし、関ケ原合戦の資料を探しに訪問した事があったんですが…何か「図書館」って書いてある(^^;
丁度対面に会った公民館の駐車場で職員らしきご婦人を見かけたので尋ねてみると、丁寧に現在の町役場の位置を教えてくれたのでさっさと移動。
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この<strong>超クソ田舎町</strong>にしては随分立派でお洒落な役場が建っていて唖然!
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待つ事も無く窓口が空いたので、書ける範囲で記入した申請用紙を手に用件を伝えると、運良く私と同じパターンの来訪者に対応した経験のあるベテラン職員だったようで、すぐにアレコレ調べてくれた上、「相続に必要となる政雄サンの戸籍謄本は計3種」である事が判明。
「じゃ、それぞれ3部ずつ」と伝えると「3部ですか?費用もかかりますし(=3種×3部×750円)相続で必要な場合、元本のコピーで対応可なので3部も要らないのでは?」とアドバイスをくれたのでその場で銀行にTEL。
結局、今回の場合は通常の相続の為の手続きでは無く、私が保証人となっている親父殿の500万円の借金を背負わされるための手続き(T_T)の為に元本そのものがそれぞれ必要との事で6,750円お支払い(^^;
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で、ここで我が家の“大いなる勘違い”が発覚!
親父殿は4人兄弟の末っ子ながらただ一人の男子=長男で、常識的に考えるなら本家の後継。
ところが幼くして両親を亡くした上に戦後のドタバタ。
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長姉が婿養子を迎え垂井町の我が家の本家を継ぎ、その子達(=私のイトコ連中)が戸籍上も本家を継いでいると聞かされていたんですが…出生の次の戸籍謄本を見て親父殿がフツーに後を継いでいる事が発覚!
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え”っ!?
じゃ、私が正当な後継って事じゃん!!と。
<strong>聞いてねーってばッ!!</strong>
いえね、お墓の面倒を含め、アレコレ何もやらないイトコに「無責任だなあ」と常日頃から不信感を抱いていたんですが、この"改製原戸籍"を見る限り、それは私が負うべき義務だったって事で(^^;
かといって取り急ぎ何か不具合が発生するワケでも無いでしょうし、逆にこれで私がアレコレ決めちゃえばさっさと色々片が付けられますからね。
※幸か不幸か、嫁いだ妹を含め、私達3兄弟に子孫が居ないので、私達の代で"我が家"は終わります。

さて、ココで"改製原戸籍"について。
「かいせいげんこせき」と読むんですが、厳密には"その人の出生迄を追う戸籍の事"では無く、あくまでも現在の体裁(=パソコン入力による横書き出力印刷)以前の戸籍の事を指します。
けど、実際に必要となるのは、今回のように相続が発生する場合だそうで、要は、「相続すべき人間が他に存在していないか?=隠し子や私生児が居ないか?」を証明する為なのだとか。
※経験が無いので、婚姻により除籍する女性の戸籍については知りません。

あれこれ思いを巡らしつつ、いつもの大津谷公園キンプ場の様子を見に行く事や、空ちゃん宅へ冷かしに寄るつもりだった事はすっかり忘れ、気が付くと『バローホームセンター・メガストア羽島インター店』に。
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店員さんに付き合ってもらって散々握り倒した結果、キョーカンが使っているサイズより一回り小さい"No.8"のカーボン・スチールをGET!@OPINEL
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そして…バタバタしていて連絡をし損なっていた親父殿の後輩宅に直接報告に。
「俺は17歳の時から政雄サンに世話になってて、お前が生まれた時も真っ先に駆けつけて…」と、報告が1か月後になった事を凄く叱られました。
他のお得意さん(仕事場のコピー機に登録されているFAX番号)から電話連絡が来たそうで、やはり<strong>新型コロナウィルスで死んじゃった</strong>事になっていました(^^;

さて、私の予想より随分早くに色々整ってはいるんですが、肝心の銀行サンから他の手続きの連絡がなかなか来ない。
私の性格上、一度(の訪問)でアレコレ効率良くケリを着けたいんですが…あいつ、次長のクセにイマイチ血の巡りが良くないんだよなあ(>_<)


■改製原戸籍の旅(前篇)
 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975738273&owner_id=210835
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