就労支援B型？

これです。

https://www.fukushi-navi.jp/keizoku_B.php


就労支援B型事業所の支援員募集というのがあって、応募しました。
その事業所の側のグループホームで夜勤専従（世話人募集となっている）もあったので、そこも応募しました。
「副業OK」…60歳の職探しは社保・厚生年金はナシと思わなければなりませんので、そこは度外視。一晩で今の学童補助員の3日分の稼ぎになるっ
時間数は社保対象にならないけど「副業はOK」ってなるほど。
社保は夫の家族保険に戻り（会社手続きが面倒なので、夫にイヤな顔されたけど）、年金は国民年金基金に今から加入すると月3万円ほど掛かるので、その分だけ『副業』で稼げば良い。それなら＋週１副業程度で何とかなるどうよ？

仕事も「家事の延長程度」なので、簡単に考えて応募しました。

ネットの介護職紹介所サイトに私が閲覧の為に入ったら、電話で盛んにプッシュされるようになり、「介護付き高齢者住宅」に面接の段取りを取られてしまいましたので、そこも行きました。

以前、高齢者向けの介護付き住宅に「訪問介護ヘルパー」として勤めた事があるのですが、下肢麻痺の方の入浴介助に一人で対応するのが、どうしても怖くてひと月で辞めました。その施設には入浴用補助マシンがありませんでした。
面接先は入浴マシンがありましたが、業務は「常駐の訪問介護ヘルパー」。
利用者様のお世話以外に食堂の準備、移動、食事介助、清掃にリネンの整頓と、前と同じく引っ切り無しに働く職場。即戦力が求められます。
60歳なので正雇用はありません。仕事量の割りに稼げない、福利も薄い。新設できれいでしたが辞退しました。
この施設長さんは私と同年齢で、
「下肢麻痺の方の入浴介助は、訪問の時間制限の中でマンツーマンでは怖くて出来ません」と言ったら、「分かります」と言われて、お互いに辞退となりました。
「８年前にヘルパーになったばかりの頃だったら、喜んで入職したのに。」
「６０歳ってツライですよね。ボクタチ、一生働かないとならないですよ。」
「ホント、そうですよね。」

８年前に訪問介護で腰を痛めたのは、その後の転職続きの原因でもありました。

施設の面接が午前で午後にグループホームの面接でした。
グループホームの方は、自分で直接本社に電話をして、面接予約を取り付けています。
夜勤専従、一晩で今の学童補助員の3日分稼げるのが魅力的。

『夜勤専従』についてはネット紹介所の担当者から「施設経験が無いと無理」と言われていました。私のグループホームのイメージも、軽度障害である程度自立できる方向けの「小規模高齢者住宅」（地域包括型）だったのですが、そこは違いました。

「高齢者」では無く「障がい者」だったのです。なので比較的若く（67歳まで）、入浴介助は殆どありません。風呂は掃除だけだそう。
面接担当のサ責さんは、頭が良く元気で、よく働きそうな「障がい者」でした。
「脳性なんですよ。足だけですけど。」
ええ！！？？全く感じさせませんけど？
で、何行もある私の履歴書を見て「苦労されましたね」と言われました。
男子用施設のリビングで面接しているので、スェットスーツの男の子とオジサンがウロウロしてます。

「ああ、ええ、読み取っていただけると嬉しいです。実は私の母は今でいうところの双極性でした。アスペルガーです。発症して両親は直ぐ離婚したので母と母子家庭でした。」

それを言った途端、サ責さんは泣きそうになりました。
私の履歴書は訝しそうに質問されるのが常で、理解されたのは初めてです。そのまま身の上話も簡単にしました。

「それから遅めの結婚をしたら、ダブルケア11年やってしまいました。」
「そういう人っているよね。運命に見込まれているっていうか…」
「そうとしか思えませんね（笑）でも何とかなりました。」
「そうなんですよね。私も何とかなりました。何とかなるっていつも思ってるの。あのう、急ですが来て貰いたいです。イイですか？」
「はい。ありがとうございます。実はココがダメだったら支援関係は止めるつもりでした。腰痛で入浴介助出来ませんから、戦力外のオバサンなんですよ？」
「入浴介助はありません。〇シケイの食材で調理出来ますか？」
「〇シケイ利用してましたので、出来ますよ。」
「あ、なお結構です（笑）」

と、簡単に夜勤専従決まってしまいました。
保険については「シビアですｗ」とお互いに納得しました。
慣れたら副業しよう、と思います。保険無いので「副業どうぞ」でした。
その前に私は「減量」だけどね