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2020年04月26日06:59

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親バカ日誌…工夫して過ごすのだ篇

 以前、自室の積読だらけの本棚や未組立の模型の山を前に、

 食料や電気、水みたいなインフラを保障されたうえで、2、3年家の中に閉じ込められないと、この山を消化することはできないな・・・

なんて、現状を考えると不謹慎なことを考えたことがありました。伊坂幸太郎の『終末のフール』を読んで思ったんじゃなかったかな。

 実際に、それに近い状態になってみると・・・子どもの相手をしなければならず、読書も模型趣味もまったく向かえません。

 そろそろプラモデル、なにか作りたいんだけど。

 
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 ストレスがたまっているのは、むしろ大人よりも耐性の低い子どもたちの方でしょう。

 うちは比較的朝が早いので、まだ人が出ていないであろう9時くらいに公園に向かいました。

 フリスビーをするか、砂場で遊ぶかでshu-2とshu3がもめ、双方にちょっとずつ相手をしていると、兄弟らしき小学生の男の子2人がきました。

 shu-2と友だちだったようで、shu-3も含めていっしょに遊び始めます。

 こういう場面に飢えていたんだろうな、なんて思いつつも遊ぶ子どもたちを横目に、スマホを出して、電子書籍を読みはじめました。

 小学生の男の子たちを真似して、shu-3が公園の水道を上に向けてジャーっと出し始めたので、あわてて止めに入ったりはしましたけど。

 小学生の男の子たちって、なにやるかわかんないですね。いつの世代も。

 10時前になって、ちらほらと人も増え始めたので、「そろそろ帰るぞ」と帰途につきます。

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 途中、ツツジの蜜をなめていると、蜜蜂が花にもぐりこむ様子が見られました。

「ほら、ハチさんが蜜をとりにきだぞ。もうゆずってあげな」
と声をかけます。
「どれ?」
「ほら、そこ」

 指差すと、shu-2が蜂のいる花を指でつつきました。

 すごい勢いで、ハチがでてきてshu-2をおいかけます。

 刺されなくて済みましたけど、こういうところ男の子は本当に阿呆です(苦笑)。

 くたびれたshu-3を肩車して帰る途中、
「ニイニ、帰ったらお菓子作るって。ニイニはお菓子作るのが好きだから、将来はパティシエになるのかもしれないなぁ」
なんて話すと、頭の上から
「shu-3は?」
と聞いてきます。
「そうだなぁ。shu-3は大きくなったら何になりたいんだ?」
 しばらく考え、やがてうれしそうに、
「ぞうさん!」
「そうか。動物園の人気者で食べていけるかもしれないな」

 子どもの反応は、楽しいです。

 そしてお菓子作り。
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 本日のレシピはじゃがもちです。

 じゃがいもをゆでている間にネギを切ります。はじめに少しだけやってみせ、あとはshu-2がわりと細かく刻んでいました。

 じゃがいもがゆであがったら、別の鍋にうつして、すりつぶします。
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 力を入れてすりつぶしている間、私はネギをゴマ油で炒めて、みそとあえて具づくり。

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 じゃがいもがマッシュされたら、片栗粉とまぜてこねていきます。
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 ある程度進んだら、手でこねてまとめていきます。

 六等分して、なかに具をいれてまんじゅうのかたちにしていきました。

 フライパンで焼いて、
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 できあがり。

 六個つくったんですけどね。味見、と思ってひとつとって割って食べたら、危険なうまさ。私が食べてしまいました。

 絵本を読んでいた妻とshu-3もいっしょに食べました。

 つぶして片栗粉を混ぜると、じゃがいもっておもちみたいになるんですね。

 ネギ味噌もおいしくできて、味見程度の雰囲気だった妻も、結局一個まるまる食べてしまいました。

 おいしく、楽しい時間を過ごすことができました。

 もし今一人だったら、模型や読書三昧の生活を送れたかもしれません。

 でも独身末期の自分を思い出すと、趣味三昧の生活に倦んで家庭を求めたところはあったからなぁ。

 今、子どもたちがいるからこそ、プラモデル作りたい、なんて言えるだけで、ほんとにできるようになってたら、案外手につかなかっただろうな、とも思います。

 模型などの趣味にまい進しているツイッターもありますから、そういうのも、人によるでしょう。

 自分なりに、不安な時間をやり過ごすのが大切でしょうね。

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