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2020年04月06日21:08

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ジャンボ鶴田怪物伝説(569)

85年「激烈!スーパー・パワー・ウォーズ」第8戦、4月6日、富士市吉原体育館(観衆2,000人超満員発表)大会。

メインイベントは馬場&鶴田&天龍組の全日本プロレス最強トリオがスタン・ハンセン&ロン・バス&ボブ・ブラウン組と対戦、この中では弱体のBブラウンが狙われ、10分27秒、天龍がコーナーポスト最上段からの背面飛び式ダイビング・エルボードロップからの片エビ固めでBブラウンからフォール勝ち。安定した強さを見せつけています。

セミファイナルはジャパン対国際血盟軍、長州力&キラー・カーン&谷津嘉章組vsラッシャー木村&鶴見五郎&剛竜馬組の一戦、ある意味こちらも頂上対決ではありますがやはり国際血盟軍は鶴見、剛が弱体。9分46秒、長州が剛をリキラリアットからの体固めに決めて長州&Kカーン&谷津組の快勝。

この日から特別参加のテッド・デビアスはセミ前に出場、石川敬士とのシングルマッチ。デビアスの巧さが石川を制するかと思いきや、ジャパンとの抗争で燃えている石川を崩すことが出来ず、10分31秒に両者リングアウトの引き分けに持ち込まれました。タイトル挑戦のないデビアスの今シリーズの扱いはこんなものか?と思わせられました。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&マジック・ドラゴン組vs小林邦昭&保永昇男組は12分9秒、両チームリングアウト。同じく全日本対ジャパン、佐藤昭雄&ターザン後藤組とアニマル浜口&栗栖正伸組の一戦。

阿修羅・原の失踪により空位となっていたアジア・タッグ王座決定戦が、全日本対ジャパンの選抜チーム同士で4月15日、長崎国際体育館で行われることが決定していますが、2月3日、北海道立北見体育センターでの王座決定戦では全日本代表の石川&渕正伸組とジャパン代表の浜口&寺西勇組が対戦し両チームリングアウトでベルトは空位のまま。

今回ジャパン軍は負傷欠場中の寺西に代わり、「薩摩の荒法師」栗栖が浜口と組んでエントリー、後にともにジムオーナーとなり、多くの人材を業界に送り込む名伯楽同士のタッグでした。

全日本は原のパートナーを務めていた前王者の石川に優先権があり、2月はジャパン軍との抗争で心境著しい渕正伸を抜擢。今回は渕が3月29日、後楽園ホールでの開幕戦で、マイティ井上と組んでの浜口&栗栖組戦で栗栖に場外で椅子攻撃を受け、頭部を裂傷し欠場中だったことから、ベテラン佐藤昭雄が石川と組んで出場することになりました。

試合は11分25秒、浜口がT後藤をブロックバスター(サモアン・スープレックス)からの体固めで破り、ジャパン軍の完勝に終わりました。

全日本対国際血盟軍、M井上とアポロ菅原の元同門同士のシングルマッチは8分37秒、M井上が回転エビ固めで勝ち、キャリアの差を見せつけています。全日本対ジャパン、グレート小鹿&大熊元司組の極道コンビと永源遙&仲野信市組は10分11秒、ベテラン大熊がジャンピング・ヘッドバットからの体固めで仲野を一蹴。

全日本同士のロッキー羽田vs川田利明は8分20秒、羽田が長身を利してのブレーンバスターから体固め。全日本対ジャパン、百田光雄と新倉史裕のシングル戦は15分時間切れ引き分け。百田義浩は笹崎伸司を7分57秒、ドリルアホール・パイルドライバーからの片エビ固めで降しました。


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