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2020年03月24日22:22

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ジャンボ鶴田怪物伝説(556)

85年「激闘!エキサイティング・ウォーズ」第13戦は3月8日、船橋市運動公園体育館(テレビ収録、観衆4,500人超満員発表)。船橋は夏見台にある運動公園体育館(船橋市民体育館)と習志野台にある船橋市総合体育館(船橋アリーナ)がありますが、昭和の時代は夏見台の運動公園体育館が主に使われていました。

メインイベントはジャパンプロレス参戦で1興行あたりの参加選手が増えた関係で6人タッグ中心になっていた馬場&鶴田組の師弟コンビがこのシリーズ珍しい2人だけのタッグを結成、ブルーザー・ブロディ&クラウス・バラス組と対戦、10分12秒、馬場が16文キックからの片エビ固めでバラスをフォールしました。

セミファイナル、ついに初来日の「暴走戦士」アニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズ来日第1戦。相手はジャパンプロレスのキラー・カーン&アニマル浜口組。

ブラック・サバスの「アイアンマン」のテーマ曲に乗り、甲冑のコスチュームを身に纏って走りながら入場、マネージャーにはポール・エラリングがついています。

エラリングが手に持っていたウォールストリートジャーナルで合図を出すとウォリアーズはゴング前から奇襲攻撃、場外に落とされた浜口は早くも額から大流血。一体、どこで切ったのか…?

アニマルが浜口をベアハッグに捉えて固定すると、ホークがロープに飛んでのフライング・ラリアット!すかさずホークがカバーの体勢に入りカウント3。僅か3分39秒、ホークが浜口を体固めに決めてウォリアーズが来日第1戦をインパクトのある勝ち方で飾りました。

この日の収録試合は翌3月9日、午後5時30分からの「全日本プロレス中継」で8日の船橋大会からの録画中継(関東地区)を放送、そして午後7時30分からは90分枠で「土曜トップスペシャル」で両国国技館大会を生中継。テレビ桟敷のファンはウォリアーズの初戦のインパクトの余韻を残したまま、両国の特番中継で本番の鶴田&天龍組vsウォリアーズのインターナショナル・タッグ選手権試合を続いて見られるという贅沢なラインナップとなりました。

セミ前は全日本対ジャパン、天龍&石川敬士組と長州&谷津嘉章組、ジャパン軍団のシリーズ本格参戦を果たした1月2日の後楽園ホールと同一カードです。試合は長州が先ずは天龍をリキラリアットでリング下に叩き落とし、リング上に1人残った石川にもリキラリアットを決めて15分13秒、長州が石川を体固め。石川もジャパン勢との対戦を数多くこなしていくうちに相撲のぶちかましの要領の相撲タックルや相撲ラリアット、さらに長州の得意技であるサソリ固めも使い、長州に対して意地と存在感を見せつけています。

タイガーマスク&渕正伸組はハーリー・レイス&チャボ・ゲレロ組と対戦、11分6秒、レイスが格の違いを見せてブレーンバスター(バーディカル・スープレックス)からの体固めで渕を難なく退けています。

全日本対国際血盟軍、グレート小鹿&大熊元司組とラッシャー木村&鶴見五郎組は7分44秒、R木村がブルドッキング・ヘッドロックから大熊を体固めに決めて国際血盟軍の勝利。選手層が薄いとは言え、中堅チームに負ける訳にはいきません。

小林邦昭&永源遙組という、ジャパンでも滅多に見られないコンビが実現、キラー・ブルックス&T・G・ストーン組と対戦、永源が外国人チームに狙われるかと思われましたが、7分44秒、小林がフィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)でストーンからフォールを奪いました。

全日本対ジャパン、マイティ井上&佐藤昭雄組vs保永昇男&仲野信市組は、海千山千の全日本組がベテランらしい試合運びを見せ、7分24秒、M井上がサマーソルト・ドロップ2連発からの体固めで仲野をフォール。同じく全日本対ジャパン、マジック・ドラゴン&川田利明組と栗栖正伸&新倉史裕組は栗栖が川田を11分47秒、ブレーンバスターからの体固めで倒し、こちらはジャパン軍団の勝利。

全日本対国際血盟軍、ターザン後藤と剛竜馬は7分16秒、剛がバックドロップからの体固めで勝ち、百田光雄vsアポロ菅原は6分27秒、菅原がエビ固めで丸め込みの勝利。第1試合の全日本対ジャパン、百田義浩は笹崎伸司を6分58秒、片エビ固めでフォールしています。
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