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2020年03月17日07:36

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事象はくっだらないけど法律問題としては面白い

■コロナ感染装い、ライブ参加=妨害容疑でツイッター男逮捕―警視庁
(時事通信社 - 03月16日 17:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6010958

世の中には途方もない阿呆がいるものだ。

と、これは、つい先だっても漏らしたフレーズだったような気がする。
蓋し、世に途方もない阿呆は多い。

このケースの場合、偽計業務妨害罪での立件は容易だと思われるが、ちょっとケースを変えればなかなか面白い法律問題を構成するな。
コンサートから帰った後に「実はオレはコロナ感染者だったんだけど、コンサートで周りのみんなと濃厚に盛り上がったぜい!」とウソを書き込んだ場合はどうなるのか。

あるいは、「アイドルの◯◯ちゃんと握手できて感激!実は僕コロナ感染者なんだけど、彼女に移らなきゃいいけど」
ってのはどうか。
嘘であっても傷害罪を構成できるのか。
精神にダメージを与えても場合によっては暴行罪もしくは傷害罪は成立する。
ただ、主催者側の「予見可能性」も論点になりそうな。実際、世の風俗営業などは完全に予見可能なうえでの営業行為だ。

また、刑事上ならずとも、これで公演が中止になったり客足が減ったりしたら民事賠償は取れるのか。
後者は多分賠償を取れるだろうけど、前者は微妙か。
男の残り香?ある会場への客足が減ったとしても、因果関係を立証するのは難しい。

もっと他にも微妙なパターンはあるだろう。
事象はくっだらないけど、法律問題として考えると、なかなかに興味深い。

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