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2020年03月10日22:33

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ジャンボ鶴田怪物伝説(542)

85年「激突!オールスター・ウォーズ」第14戦は1月17日、久留米・福岡県立体育館(テレビ収録、観衆2,000人発表)大会。

メインイベントは全日本対ジャパン、全日本の切り込み隊長、天龍が右足首負傷の為欠場する中、馬場&鶴田&ザ・グレート・カブキ組がマサ齊藤&キラー・カーン&谷津嘉章組との対戦。

馬場とM齋藤は初対決かと思いきや、71年12月17日、ロサンゼルス・オリンピック・オーデトリアムで馬場がジョン・トロスと組んで、当時ロサンゼルス、サンフランシスコで日系ヒールタッグチームとして活躍していたキンジ渋谷&M齋藤とケージ(金網)マッチで対戦し馬場&トロス組が2ー1で勝っています。

M齋藤は翌72年の日本プロレス「第14回ワールド・リーグ戦」にフリーとして凱旋帰国して参加していますが、日本プロレスは日本人同士の公式戦を組まなかったので対戦はなし。13年ぶりの対戦となりました。

試合はM齋藤とKカーンが2人がかりで馬場をコーナーに詰めて攻撃、静止に入ったレフェリーをM齋藤が突き飛ばして13分33秒、ジャパン軍団の反則負けとなりました。

セミファイナルは元祖維新軍、長州&アニマル浜口組がタイガー・ジェット・シン&鶴見五郎組と対戦。長州とシンは81年6月2日、新日本プロレス「第4回MSGシリーズ」、岡山武道館での公式戦以来、3年7か月ぶりの対戦。この時は長州が「革命戦士」になる前であり、コブラクローでシンが難なく勝利しています。このシリーズを最後にシンは全日本プロレスヘ転出、長州は翌82年のメキシコ遠征を得て帰国し藤波に反旗を翻し革命戦士へと変身しました。

試合は9分19秒、長州がリキラリアットからの体固めで鶴見を撃破。勢いの違いをシンに見せつけました。

全日本対国際血盟軍、石川敬士&マイティ井上&佐藤昭雄組vsラッシャー木村&剛竜馬&アポロ菅原組。ここでも国際プロレス崩壊後、全日本プロレスと新日本プロレスに袂を分かったM井上とR木村、M井上から見ればストロング小林同様、「国際を出ていって新日本に上がり藤波に負けた」剛、自分が全日本プロレスに一緒に連れて来たが、今回の国際血盟軍結成で敵対することになった菅原との対戦となりました。

M井上は国際プロレス時代、75年6月29日、後楽園ホール、77年9月7日、大阪府立体育会館、78年5月1日、富士市立体育館の3回、R木村のIWA世界ヘビー級王座に挑戦、最初の後楽園は2ー1で負け、2回目の大阪は1ー1からリングアウト負け、3回目の富士は1ー1からジプシー・ジョーの乱入でノーコンテストとなっています。

両者の国際プロレス時代の最後の対戦は81年1月7日、館山市民センターでのルー・テーズ杯争奪予選リーグ戦で、13分42秒、R木村が体固めで勝利。以来4年ぶりに反対側のコーナーで相まみえることに。

試合は10分3秒、両チームリングアウトの引き分けとなっています。

渕正伸&川田利明組とダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組は7分1秒、スミスが川田をオクラホマ・スタンピートからの体固めでフォール。小林邦昭&栗栖正伸組とジャイアント・ヘイスタック&ジプシー・ジョー組の一戦は8分45秒、小林がジョーをフィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で破っています。もう今更ですが小林に軽く捻られてしまうジョーは結果を見ていて悲しくなりました。

タイガーマスク&マジック・ドラゴン組vsペーロ・アグアヨ&ブラソ・デ・プラタ組は12分6秒、タイガーマスクがプラタをジャーマン・スープレックスホールドで破り、グラン浜田はブラソ・デ・オロを9分51秒、ウラカン・ラナ(前方高角度回転エビ固め)で撃破。

全日本対ジャパン、グレート小鹿&大熊元司組の極道コンビvs保永昇男&仲野信市組は13分25秒、大熊が仲野をジャンピング・ヘッドバットからの体固めで降し、キャリアと体力の差を見せつけています。百田義浩と新倉史裕は15分時間切れ引き分け。ターザン後藤は笹崎伸司を7分59秒、フライング・ボディプレスからの体固めでフォール勝ち。全日本プロレスとジャパンプロレスの中堅以下の対戦は全日本が体格と基礎体力で優っていたように思います。
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