大迫日本新!!

「大迫半端ない！」

日本中でこの言葉がとびかった日でした。

本日の東京マラソン、直前の特番から見ていました。

コロナウィルスで一般ランナーなし、観客もふだんよりかなり少ない厳戒状況でのマラソンとなります。

高速と日本記録レベルの二つのペースメーカーがあり、大迫と井上が高速ペースメーカーに、日本記録レベルに設楽をはじめとした大集団がつきました。

井上がハイペースのペースメーカーに果敢についていき、表情も問題なさそうにみえました。。一方、大迫はついていけず、、差がついていきました。

このまま、井上が大記録をつくりそうだ。。。

テレビ解説の瀬古さん、高橋さん、増田さんなどが揃って絶賛している中、
バイクレポーターの金さんが、冷静に大迫の復活をつげます、

大迫がペースをあげて追いついてきてもう10秒差です！

そして、このあたりで井上の表情が苦しくなってペースが落ちていきました。

その後、大迫が余裕のペースでおいあげ、井上の横顔をちらちと見て抜いていきました。

その後は大迫がややペースを落としたものの、みごとに日本新記録！

2時間5分29秒、、、文句なくオリンピック代表を決めたでしょう。

次の琵琶湖マラソン、、はありますが、99%くらい、日本記録はでないとおもわれます。

自身に感激した大迫選手がインタビューの席で泣いていたのが印象的でした。

晴れの舞台にはご両親や奥さん、二人のかわいいお子さんも同席して家族での応援が実ってよかったですね。

大迫選手は、アメリカに渡り、ナイキのオレゴンプロジェクトに参加していましたが、このプロジェクトが不幸な形で崩壊、、精神的に相当まいっていたのではとおもいますが、、当時のコーチともだきあって喜んでいましたね。

ところで２位の選手、解説の瀬古さんが、菊池選手！と名前を間違えたのが大変、、残念。

え？？あきらかに違うじゃんとおもいましたが、高橋さんも増田さんも瞬時に訂正できなかったですね。。

たしかに大迫選手と一緒に井上選手をおっかけていたのは菊池選手でしたが途中で順位が変わっています。

２位になったのはヤクルトの高久選手でした。

福岡マラソンにも毎回でてくるおなじみの選手ですが、6分台はみごとです。

その他、大塚製薬の上門選手も6分代...さらに7分代をだした日本人選手が
7人!

尋常ならざるハイレベルのレースですがこれは厚底シューズの効果なのでしょうかね。。

井上選手 26位と設楽選手16位は残念でしたが、才能ある選手、またの機会に頑張ってほしいです。

大迫傑が日本新で4位！五輪代表へと大きく前進　東京マラソン2020
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200301-00010001-theadline-spo
　早春の東京の風物詩「東京マラソン 2020」が1日行われ、大迫傑が自らが持つ日本記録を更新する2時間5分29秒でゴールし、残りひとつの東京五輪代表枠を大きく手繰り寄せた。大会は、ビルハヌ・レゲセ（エチオピア）が優勝。大迫は4位だった。

ゴール前の直線に入った大迫は、大きく手をあげて笑顔を見せた。自らが持つ日本記録の更新が確実となり、何度もガッツポーズ。凄みのある表情でゴールテープを切った。

「自分のぺースでしっかり走れればいい」。2日前の記者会見で言ったままのレースだった。

　大迫は、20キロを過ぎてトップ集団から遅れ始めたが、自身のペースでしっかりと走り、30キロを過ぎたあたりから盛り返した。32キロ地点で井上大仁を含む前の集団に追いつくとペースをあげて集団を引き離しにかかった。37キロのあたりでユニフォームをめくりあげて脇腹を抑えるシーンもあったが、4位でゴールテープを切った。　

　レース後、ゴール時の心境を聞かれた大迫は「9月に（MGCで）3番になってから、非常に苦しい戦いだったんですけど……」。流れ出る涙を隠すようにユニフォームで顔を拭うと、「しっかり走れて良かった」と涙声だった。

（１）レゲセ（エチオピア）２時間４分１５秒

（２）アブディ（ベルギー）２時間４分４０秒

（３）レマ（エチオピア）２時間４分５１秒

（４）大迫傑（ナイキ）２時間５分２９秒

（５）カロキ（ケニア）２時間６分１５秒

（６）エルアバシ（バーレーン）２時間６分２２秒

（７）メングストゥ（エチオピア）２時間６分２３秒

（８）高久龍（ヤクルト）２時間６分４５秒

（９）上門大祐（大塚製薬）２時間６分５４秒

（１０）定方俊樹（ＭＨＰＳ）２時間７分５秒

（１１）木村槙（ホンダ）２時間７分２０秒

（１２）小椋裕介（ヤクルト）２時間７分２３秒

（１３）下田裕太（GMOアスリーツ）２時間７分２７秒

（１４）菊地賢人（コニカミノルタ）２時間７分３１秒

（１５）一色恭志　２時間７分３９秒

（１６）設楽悠太（ホンダ）２時間７分４５秒

（１７）カリウキ（戸上電機＝ケニア）２時間７分５６秒

（１８）キプルト（ケニア）２時間７分５６秒

（１９）モラ（エチオピア）２時間８分１２秒

（２０）岡本直己（中国電力）２時間８分３７秒

---------------------------------

藤田選手の日本記録、生で見ました。

高岡選手の日本記録、生で見ました。

しかし、設楽選手と大迫選手の記録はニュース映像でしか見れませんでした。

今回、かなり久しぶりに生で日本記録を見れてよかったです。

優勝のエチオピアのレゲセさんは、かるーく走っているかんじでした。

世界はレベルが高いですね。。