医師免許さえありゃなんでもいい、わけじゃない

厚生技官つー立場には、医師免許が必要な役職があってね。
これになりたいやつは医師免許とったあと国家公務員試験を受けるわけ。
どっちもうからないとなれないのでそりゃ頭いいことは証明済みですけど、
ほとんど全員が「臨床経験（患者をみる）のないまま官僚になる」んですよ。
たまーに医療現場で研修医いじめにあって絶望して官僚になる人もいますが、
結局は数年以内なのでろくな経験はありません。

そういう人間を指して「医者の意見聞くから大丈夫」とか
言ってた可能性高いですよね、橋本竜太郎の次男である厚生労働省副大臣は。

ただの風邪ならともかく、感染率めちゃ高いニューフェイス感染症です。
だんだん状況わかってきてたとえば致死率は高く見ても２％とか
高齢者や持病持ち以外は悪化しないことが多いとかスゲー恐怖じゃなくなりましたが、
最初はとにかくわからなかったんでね。
すぐに感染症専門医を専属でつけるべきでしたね。

それをやらないからこうなるんですよ。

感染拡大が防げなかった、これは純粋に医療の失敗です。
でもその医療は国の方針で行われたものなので政治の失敗なんですよ。
スポーツも本来は個人が参加（団体スポーツも個人の集団）するものですが、
オリンピックは国がからむのです。
東京オリンピックに代表を出さない国、
いわゆる有名選手、実力のある選手は欠席する国は、少なくないんじゃないかな。

■米報道が厳しい視線　「安倍政権、感染拡大阻止できず」
(朝日新聞デジタル - 02月20日 08:48)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5979850