mixiユーザー(id:3986894)

2020年01月23日07:14

23 view

八重咲きニホンズイセン

ニホンズスイセンの原産地は地中海沿岸です。室町時代に「雪中花」と言ふ名で書物に載ってゐるので、それ以前に入ってきてゐたとされます。中国から球根が海流にのって漂着したものが、野生化していったのではないかとの説もあります。1/9の当blogで緑地帯のニホンズイセン(日本水仙)の話を書きました。

その時のニホンズイセンは一重咲きのものでした。今回同じ緑地帯で見たのは八重咲のものです。八重咲きは雄蕊が変化し花びらになったものと言はれてゐます。一重の水仙の茎に八重が交じることもあり、雄蕊の花弁化はよくあることださうです。ツバキなどでも旗弁と言って雄蕊が変化することがあります。

ニホンズイセンは園芸種もあり、庭などにもよく植ゑられてゐます。ご近所に一重と八重の両方が植ゑてあります。家人がニ三日前にそのお宅からいただいてきた水仙を花瓶に挿してをりました(三枚目)。上の方が一重咲き、下の方が八重咲きです。花冠といふ黄色の部分が異なって見えます。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する