mixiユーザー(id:4626097)

2020年01月17日20:00

138 view

詐欺家族始末記

今日はイオンシネマ板橋で「パラサイト 半地下の家族」を観てきました。

監督:ポン・ジュノ

配役(役名):キム・ギテク(ソン・ガンホ)、キム・ギウ(チェ・ウシク)、パク・ソダム(キム・ギジョン)、チャン・ヘジン(キム・チュンスク)、イ・ソンギュン(パク・ドンイク)、チョ・ヨジョン(パク・ヨンギョ)、イ・ジョンウン(ムングァン)、チョン・ジソ(パク・ダヘ)、チョン・ヒョンジュン(パク・ダソン)、パク・ソジュン(ミニョクョ他。

貧困家族が裕福な家族の元に身元を偽って働きに出て、傷害事件に発展してしまう悲喜劇です。

一家全員が失業中の極貧家族キム家に長男ギウの友人ミニョクが石を持ってやってきます。
ミニョクは大学生で、IT企業社長パク・ドンイル家の娘ダヘの家庭教師をしていましたが、留学の為、ギウに自分の代わりとして家庭教師をギウに頼みます。
ギウはパク家を訪ね、ドンイルの妻ヨンギョに偽名を使って会い、ミニョクからの紹介という事で即採用され、ダヘの家庭教師となりますが、ダヘはギウに恋心を抱き2人は瞬く間に恋仲になります。

パク家には悪戯盛りの幼児ダソンがおり、ヨジョンはダソンの美術教師を探していて、ギウは妹のギジョンを紹介し、これまた偽名を使ってパク家に出入りすることになります。
更にキム家の大黒柱ギテクはパク家の運転手として採用され、パク家の家政婦ムングァンを結核患者に仕立て上げてパク家から追い出し、代わりに自分の妻チョンソクを偽の名刺でドンイルを騙して家政婦に仕立て上げます。

こうしてキム一家は全員まんまとパクに寄生することになり、パク一家がキャンプに行っている間、優雅な生活に浸りますが、夜になり大雨が降り、前家政婦のムングァンが地下室に忘れ物をしたと言ってやってきます。
パク家の豪邸には半地下部屋に北朝鮮が攻撃した場合に備えて前オーナーが隠し地下室を作っていて、その存在はパク家は誰も知らず、ムングァンだけが知っていました。
そしてムングァンとギテクが地下室に降りてゆくと、そこにはムングァンの夫オ・グンセがいました。
グンセは何と4年3か月もそこに住んでいたのでした。
そして、立ち聞きしていたキム一家が地下室の階段から転倒するとスマホ動画からムングァンはキム家がパク家を騙して潜り込んだことを知り、邸内は大騒動になります。

そうしているうちにキャンプを切り上げたヨンギョからこれから帰るという電話が入り、キム一家はチョンソクを残して家に帰り、ムングァン夫妻は地下室に閉じ込められます。
帰宅したギテクたちでしたが、彼の自宅は洪水で浸水し、体育館での避難生活を強いられることになりますが、ヨンギョからダソンの誕生日ガーデンパーティーに招待され、一同は再びパク邸に向かいます。

ギウがミニョクからもらった石を持って、地下室に入るとグンセに反撃されて石で殴打され、グンセは刃物を持ってパーティーに乱入し、ギジョンが刺殺されてしまいます。
騒動から1か月後、意識を取り戻したギテクは病院のベッドの上にいました。
ギテクとチョンソクは執行猶予の身となりますが、ギテクの行方は分からなくなっていました。
パク家を豪邸から出て行き、次にドイツ人が家主となり、地下室に隠れ潜んでいたギテクからギウにモールス符号で、地下室にいることを知らせてきます。
ギウはいつか金を貯めて邸を買い取り、ギテクとの再会を夢見るのでした。

第72回カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞した作品で、韓国の貧富の差をデフォルメして描いています。
現実にソウルから離れたところにはスラム街があり、人々は酷い生活をしているというレポート動画を見たことがありますが、映画に出てくる一家はそれよりはまだマシな程度といったところでしょうか。
金銭的な面のみならず、精神的にもとても貧しい一面が描かれていたように感じました。

公式サイトURL
http://www.parasite-mv.jp
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年01月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

最近の日記

もっと見る