『9人の翻訳家　囚われたベストセラー』1月24日公開

『9人の翻訳家　囚われたベストセラー』
1月24日公開

「ダ・ヴィンチ・コード」などダン・ブラウンの小説
「ロバート・ラングドン」シリーズ4作目「インフェルノ」
の出版秘話を元に発想した本格ミステリー映画。
出せば必ず大ヒットすることが確約されている
世界的ベストセラー・ミステリー小説「デダリュス」
のシリーズ完結編をいよいよ出版することになった。
違法流出防止のため、世界9か国で同時発売することになり
9人の翻訳家が集められた。契約した翻訳家たちは目隠しをされ、
フランスの人里離れた村にある洋館の秘密の地下室に
隔離されてカンズメ状態で翻訳を行こととなった。
翻訳家たちは外部との接触を一切禁止され、
毎日20ページずつ原稿を渡されそれを翻訳していく。
ところがある夜、出版社社長に脅迫メールが届く。
「未発売の「デダリュス」冒頭10ページをネットに公開した。
24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページ
も公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」
人権を無視した恐ろしいまでの調査が始まる。
翻訳家の中にきっと犯人はいる。
犯人は一体誰なのか？
監督・脚本は「タイピスト！」のレジス・ロワンサル
「神々と男たち」のランベール・ウィルソン、
「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、
「イミテーション・ゲーム　エニグマと天才数学者の秘密」の
アレックス・ロウザーなど名優をそろえ、閉鎖空間での
緊迫状態を描いていく。
ミステリーも結構観るが想像を超えたオチが待っていた。
シナリオ構成もうまく思わずのめり込んで観てしまった秀作。