mixiユーザー(id:3835843)

2020年01月06日06:42

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再選のためにはなんでもあり

年末年始にかけて日本のニュースはゴーン脱国がメインでしたが、イラン革命防衛隊司令官ソレイマニ殺害が大ニュースとして世界を駆け巡りました。
1979年のイラン革命でバーレビ国王がアメリカに亡命。それをうけてのテヘランのアメリカ大使館占拠事件。カーター大統領は人質救出作戦を指示、しかし失敗。それにより1980年の大統領選でレーガンに敗北。新大統領となったレーガンはなんとか人質開放に成功(裏取引があったと言われていますが)。
その後アメリカとイランは表では対立しつつも裏では押したり引いたりを繰り返しながら持ちつ持たれつの関係を築いてきました。

しかしトランプさんは、『イランの攻撃計画の阻止』を理由に殺害を決行しました。
明らかに国連憲章違反ですが、全くのお構いなしです。
ブッシュがイラン・イラク・北朝鮮を大量破壊兵器を所持する『ならずもの国家』として、フセインのイラクを攻撃。しかし占領したイラクからは大量破壊兵器は出てきませんでした。
トランプさんの今回の行動は、大統領選絡みなのは私にもわかります。
民主党と激戦になるであろうスイング・ステートと言われる州での勝利は黄色信号が灯っています。なにがなんでも再選を果たしたいトランプさんにとっては世界平和や安定はゴミみたいな扱いです。

緊迫する中東に自衛艦を派遣する安倍さんのセンスの無さは疑いようがないですが、構造改革をしていればと思ってしまいます。
再生エネルギーにかじを切ったドイツは再生エネルギー比率が上がり続け50%を越えようとしています。
石油から脱却を国是とすれば中東の安全保障から一歩も二歩も引いて国際情勢を見ることができるのですが、国の指導者の頭の中を少々変えてもらわんと国が滅んでしまいます。
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