No.0554
学生三大駅伝メインである箱根駅伝が開幕！！
昨年では東洋・東海・駒澤の3強と表現したが、
今年は青山学院・そして、國學院という5強がどうレースを展開するのか。
朝の8時の一斉スタートに寝落ちしてしまい、結局冒頭部分も録画出来ず……。
1区から波乱のハイペースな展開に縺れ込み、
早稲田大の中谷選手、東海大の鬼塚選手が先頭集団に位置。
一方で、東洋大の西山選手は足の不調のせいか、11km過ぎに大幅に遅れを取る事に。
15km過ぎ、昨年よりも1分以上速いペースで、
駒澤大の中村選手が遅れ始め、先頭集団でも動きが！！
創価大の米満選手がスパートをかけ、早稲田・東海を引き離しての区間賞を獲得！！
佐藤悠基選手の区間記録には及ばなかったものの、見事な走りで鶴見中継所で襷リレー。
2区に入り、先頭の創価大のムイル選手は前半様子見で挑んだが、
東海大の塩澤選手が猛追！！
9km過ぎで日体大の山口選手が遅れ始めると、
東京国際大の伊藤選手が東洋大の相澤選手と並走！！
しかし、実力差で相澤選手が抜け出し、
先頭では青山学院大の岸本選手が最後のスパートで、東海大を引き離してのトップへ！！
が！！ その後方では、相澤選手が何と！！ あのモグス選手を超える
1時間5分台の大記録を打ち立て、大会の歴史を変えた瞬間が！！
11年間破られなかったモグス選手の記録を超えてくるとは……。
3区、青山学院大は主将の鈴木選手を起用。
ここで一気にライバル勢に差を付けたいところだったが、
東京国際大の1年、ヴィンセント選手がまさかあんな恐ろしい存在だなんて……。
一方で、順位を大きく下げた駒澤大はスーパールーキーの田澤選手で勝負に出る！！
流石、大きな事を言うだけあって7人抜きの快走を見せ、一気にシード圏内へ復活！！
でもでも、ヴィンセント選手は日本記録どころか世界記録ペース並みの快走で、
……嘘やろ。
21.4kmを59分台で走り終えるとは。
昨年の森田選手（青山学院大）の記録を塗り替えるどころか、
もう一生誰も抜けない記録をマーク。
区間2位の帝京大、そして区間3位の駒澤大も森田選手の記録を更新する等、
2区に続き、3区も波乱続きのレースになるとは。
4区では、首位の東京国際大を青山学院大がじりじりと差を詰めていき、
東海大は何とか無難な位置をキープ。
青山学院大の吉田選手は区間新の快走で
ついに往路アンカーである飯田選手に襷を繋ぐ！！
山上りの5区に入り、ここで逆転劇があるのか！！！！！
國學院大はあの浦野選手を起用し、青山学院大を追う！！
東洋大の宮下選手が宮ノ下を通過！！（←はいはい）
ペースを落とさずに着実に前を追う宮下選手、山で順位を3つも上げるも、
往路結果は11位と惨敗……。
青山学院大が3年振り4回目の往路優勝を決めた！！
浦野選手は飯田選手に区間記録が5秒及ばず、それでも区間トップの宮下選手同様、
飯田選手・浦野選手、そして宮下選手は見事に区間新を叩き出した！！！！！
往路を総評すると、かつての留学生勢だけで無く、
各校強豪が出揃ったし、明日の復路でどう結果が転ぶのか。
前回王者の東海大が明日の復路で、何か秘策でもあるのか、それとも……。
昨年から学生ランナーや実業団ランナーが着用している
ナイキの“ズームエックス ヴァイパーフライ ネクスト%”、
1区の創価大の米満選手も言っていた通り、
あのシューズのおかげで、好記録が出せているという事実。
シューズドーピングとも言える史上最速の走法ならば、
上記の結果が出まくってもおかしくはないと更に実感した。
往路成績 全5区間107.5km 【Result】
1位 青山学院大 5:21:16 ※往路新
2位 國學院大 5:22:49 ※往路新
3位 東京国際大 5:24:33 ※往路新
4位 東海大 5:24:38 ※往路新
（これまでの往路記録：東洋大 5:26:31 2019年）
5位 明治大 5:27:11
6位 帝京大 5:27:15
7位 創価大 5:27:34
8位 駒澤大 5:27:41
9位 早稲田大 5:28:48
10位 拓殖大 5:29:08
＝＝＝＝＝＝【シード圏内】＝＝＝＝＝＝
11位 東洋大 5:29:15
12位 中央学院大 5:29:17
13位 中央大 5:31:40
14位 順天堂大 5:31:52
15位 日本大 5:32:53
16位 法政大 5:33:00
17位 神奈川大 5:34:11
18位 日本体育大 5:34:35
19位 筑波大 5:37:53
20位 国士舘大 5:38:37
（参考記録）関東学生連合 5:34:54
2020/01/02 MARL
ログインしてコメントを確認・投稿する