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2019年12月25日05:16

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●「慶応義塾大学ウィンドアンサンブル」のコンサートに行ってきました

2019年12月22日（日）夕方～夜の、
「慶応義塾大学ウィンドアンサンブル・第82回定期演奏会」に行ってきました。
https://i-amabile.com/concert/keiowind82

（会場）は、「かつしかシンフォニーヒルズ・モーツアルトホール」（1318席）です。
　http://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000094/1006812.html

比較的新しい綺麗なホールですね。

（スタッフ）スタッフも演奏者も、全員が黒のフォーマルな服装で統一されていました。
　ウィンドアンサンブル（吹奏楽団）は、私服が多いのですが、珍しいかもしれませんね。

（パンフレット）12ページ＋表紙の上質紙。

（内容）
●「当楽団について」…1978年に設立の、日吉キャンパスでは唯一の吹奏楽サークル。
●「ご挨拶」
　◆学生代表・遠藤正大さん、総務・川島慧大さん、学生指揮者・大野佑介さん、
　の各顔写真入りの挨拶文。
　最初のお2人のご両親の子供に対する大きな想い入れが感じられるお名前ですね。
●コンサートプログラム
　◆「第1部」…指揮・大野佑介さんと各曲の作曲者と演奏時間
　◆「第2部」…指揮・津田雄二郎さんと各曲の作曲者と演奏時間
　◆開演前のミニコンサートの各曲名
●曲目解説
【第１部】
　◆「祝典序曲」・ショスタコーヴィチ
　https://www.youtube.com/watch?v=jUkmOke9zR0
　◆「森の贈り物」・酒井格
　https://www.youtube.com/watch?v=9usPvmgTv0c
　◆「ドラゴンの年」・スパーク
　https://www.youtube.com/watch?v=zvIKWqawjkM
【第２部】
　◆「スパルタクス」・ヴァンデルロースト
　
　◆「パガニーニの主題による幻想変奏曲」・バーンズ
　https://www.youtube.com/watch?v=dxXJZSmstgI
（※あと、実際はアンコール曲が２曲演奏されました）
●指揮者紹介
　◆常任指揮者・津田雄二郎
　◆「スパルタクス&パガニーニそしてジョー」…魂の叫び
　　…３者の略歴と共通点…「魂願」を現実に顕した、
　　　こんな人はこの世に２人といない人たち。
●トレーナー・司会者紹介
　◆木管トレーナー
　◆金管トレーナー
　◆バンドトレーナー
　◆パートトレーナー
　◆司会者
●団員一覧…（氏名のみ）
　…ハープ（賛助）以外は、全員が慶応大の現役学生さん。
●演奏会記録…過去の第１回～今回までの演奏会と曲名。

※音楽だけに集約されたパンフレット、といった感じですね。

●「東京大学フィロムジカ管弦楽団」のコンサート・パンフレットは、
大学生生活を思いっきり楽しんでます、といった感じの写真がいっぱいのパンフレットです。

◆「東京大学フィロムジカ管弦楽団」の入団案内に、過去の演奏風景のビデオがありますね。
http://philomusica.sakura.ne.jp/recruit.html
（※フルート奏者さんが、自分の演奏が終わった後にニッコリ笑う姿は、ほかの演奏会ではなかなか見られない姿ですね。余裕があるんでしょうね）

●「慶応義塾大学医学部管弦楽団」のコンサート・パンフレットは、
表紙からしてメルヘンチックで、ほんのりとした温かさが感じられる、癒し系の内容です。

●「中央大学管弦楽団」のコンサート・パンフレットは、
各楽器グループことの控えめな笑顔で誠実な感じの写真が載っています。

●「慶応義塾大学」のコンサートパンフレットは、
「プリッツ管弦楽団」も「ウィンドアンサンブル」も、
トレーナーと曲目の紹介がメインで、演奏者は楽器・名前・学年と配置図だけで、
音楽一辺倒の内容と言った感じです。
　
●いちばんユニークなのは、「専修大学三曲研究会（和楽器）」の夏の鳳祭の演奏会パンフレットで、いろんな人がいろんなイラストを描いているページの中に、曲目紹介と観客へのメッセージなどが書かれている手書きのパンフレットで、
高校の学園祭のパンフレットのようで、とても楽しいです。

（慶応義塾大学の演奏メンバー）
◆「ブリッツ管弦楽団」は、いろいろな大学の学生さんと、慶応大学の卒業生さんも１／３くらいいらっしゃいます。

◆「ウィンドアンサンブル」は、全員が現役の慶応大学生さんたちです。

■今回の演奏会で興味をひかれた楽曲

①つは、「ドラゴンの年」です。
https://www.youtube.com/watch?v=Ke74C8F6m4s

なかなか迫力があり、かつ変化に富んだ楽曲ですね。
演奏はとても上手でした。

「ドラゴン」はウェールズ旗に描かれた「レッド・ドラゴン」に由来するとのこと。
　　　↓
https://jp.freepik.com/premium-photo/wales-flag_2802267.htm

パンフレットの曲目解説には、第１部・第２部・第３部の楽器と演奏の推移が書かれています。
　
わたしは、「西洋のドラゴン（竜）」
https://www.youtube.com/watch?v=DKKPDlwRMFk
　　　↑
（※これを見たら面白くて、思わずたくさん見てしまいました。

※これには、最初と、アンデッドの最後と、ラストが詳しく描かれていて、端折られていた不明な部分がわかります）
　　　↓
https://www.youtube.com/watch?v=zsjxVZiA4WI
　　　
と「東洋の龍」とは、別物のようなイメージを受けますね。
　　　↓
http://ooishi-teika.com/2018/08/07/voice63/

https://www.youtube.com/watch?v=alfBqzy6eFc

◆「西洋のドラゴン」は、恐竜のイメージ強い感じがしますね。
　
それと、自然は人間が征服して利用すべき対象という考え方が強いからかもしれませんね。

◆「東洋の龍」は、天候を掌る神々のお手伝いをする第１天界～第２天界の生き物、もしくは天候を掌る神々の化身であること（この人間界よりも少し高次元の存在であること）。
　
それと、人間は自然の中の生き物であり、人間と自然とは共存関係にあるという考え方をしていること。

この違いから、「ドラゴン（竜）」と「龍」との受け取り方の違いが生まれるのかもしれませんね。

②もう１つ印象に残ったのは「スパルタクス」
https://www.youtube.com/watch?v=eUzvlJQ0an0
楽曲に物語性がありますね。

（パンフレットからの引用）

曲は３つの場面によって構成されています。
★ヴァンデルローストが「ローマ奴隷の出自を表した」と語った第１部は、低音の重厚で怪しげな5/8や7/8などの民族的なリズム、低音と高音が交互に入れ替わるメロディーが登場します。
★「スパルタクスと恋人との恋愛」を描いた第２部はフルートのソロで始まり、様々な楽器によって「愛のテーマ」が受け継がれます。
ホルンの主旋律とユーフォニアムの対旋律による「愛のテーマ」が雄大に歌い上げられ、トランペットやオーボエのソロを経て幕を下ろします。
★「奴隷たちの反乱」が描かれた第３部は、打楽器のソリが緊張感を、金管楽器が熾烈な合戦を演出します。第２部冒頭のフルートの旋律をコールアングレが再現したのち、「愛のテーマ」がトロンボーンとユーフォニアムによって早大に奏でられ、曲は終わりを迎えます。

https://www.y-history.net/appendix/wh0103-053.html
（※高校の世界史で少し学びましたが、ここまで詳しくはありませんでした）

https://www.youtube.com/watch?v=dQwKoP70QMA
（※激しい戦闘シーンも、激しいセックスシーンも、荒っぽいだけで興味は惹かれませんが、他の英雄との比較は興味があります）

◆1つは「ベンハー」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC

https://www.youtube.com/watch?v=mjfgmyEvZ_g
　　　↑
オープニング曲に続く「ベン・ハー愛のテーマ」は美しいメロディーの曲で、パーシーフェイス楽団の演奏で知った曲です。

◆「アキレス（アキレウス）」（ギリシャの英雄ですね）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%A6%E3%82%B9

https://www.youtube.com/watch?v=OFWOzENwX3M

https://www.youtube.com/watch?v=OFWOzENwX3M

https://www.youtube.com/watch?v=7iAxS2yF5U4
　
※いわゆる英雄の最後はあっけないですね。（ベン・ハーは違うようですが）
個人の現世的な能力では、限界があるということでしようね。

◆「スパルタクスの息子」↓は、なかなか面白かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=PZ4AbSTv_78

●慶応義塾大学ウィンドアンサンブルの演奏は、とても上手でした。
　
中でも、サクソフォン男性演奏者さんのビブラートは素晴らしかったです。
ほかにも、オーボエの演奏者さんのビブラートもステキでした。

いつもありがとうございます。
　　　　みんなが神の子：神の子クリシュナ

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