もう１６日かな？算数できない。<(_ _)>

１２月１５日

手助けをする

　彼に友情と仲間意識を差し出す。もし彼が良くなりたいのなら、あなたはどんな手助けでもする気持ちがあることを伝える。

アルコホーリクス・アノニマス　137ページ

　今でもはっきり覚えているが、私にメッセージを届けてくれた二人の人は、とても魅力的だった。彼らは、私も彼らの持っているものを手にすることができること、それにはただ私が一緒に回復への道を歩いていこうと決心するだけでいいのだということを話してくれた。

　新しい人に自分のやり方を押しつけるようなことを始めたら、それは、この二人の人が私に広い心で接してくれたことで、どれほど自分が助けられたかということを忘れているのだ。

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「今日を新たに」　2004年5月31日　翻訳改訂版発行
ＡＡ日本ゼネラルサービスオフィス（ＪＳＯ）発行

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１２月１５日

　他の人々へのサービス（奉仕）はこの世の中を、良い場所へと変えていく。人間全員がいつも自分のことばかり考えて生きるようになったら、文明は死滅する。私たちアルコホーリクはこの世の改善に向かって貢献できる、素晴らしいチャンスを持っているのだ。私たちは共通の問題を持っている。そして共通の答えを見いだしている。同じ問題を持つ人たちの援助にかけては、まことにユニークに準備されているのだ。もし人間が自分自身の大きな問題を正直に受け止め、その改善に答えを見いだし、それからの人生の一部を同じ問題を抱えた他の人々への援助に使うようになったら、この世界は何と素晴らしいものとなることだろう。この世は愛に基づくものとなることであろう。

　サービスを実践する自分のユニークな特権に感謝しているか？

黙想

　今日一日、自分の思い、言葉、行いを愛の中にとどめ、神との触れ合いを意識していきたい。時に人生の谷間に迷い込み、自分の居場所に不全感を感じるときがあるとすれば、それは神が私の前から去られたのではなく、私自身が神の存在を意識しようとしない状態であるということを忘れないように。淡々とした灰色の日々が続くときは、与えられた任務を黙々と果たすための日々であり、この時が過ぎれば、再び神の臨在を親しく意識する日が訪れるのである。

祈り

　灰色の日々を勇気と希望を持って歩ませて下さい。あなたが近くにおられることを意識できる輝きの日々が訪れることを信じさせて下さい。

ホームカミング社　「一日二十四時間」より


※私の独り言※　私は入院中に3年前に亡くなったメンバーにスポンサーをお願いしました。彼は「どんな手助けでもする」とは言ってくれませんでしたが、私がミーティングに行くたびにドアの前で待っていてくれました。ここはちょっと特異な場所で、特定の病院を退院した人が圧倒的な人数を占めていて、その当時ＡＡでは、それ以外の病院を退院したメンバーは私一人だったようです。そのために、どうしても心細さはありましたが、スポンサーがそばについていてくれたためにその気持ちも最低限にとどまったのは彼の手助けがあったからです。

そのスポンサーのおかげで、私はＡＡの大切にしているものをある程度受け入れようという気持ちになれました。ある程度、というのはどのスポンシーもスポンサーの言うとおりには行動しないからです。それでも、彼はじっと私が回復して極端な横道にそれないように、と見守っていてくれました。彼が励ましてくれたおかげで、私はＡＡの原理を書籍を使って学ぼうとしていったのです。のちに、それは私のＡＡ人生で大きな役割を持ってくれた、ということを悟るようになるのですが。



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山口、ＡＡ宇部グループ　　Mike（マイク）