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2019年12月13日21:52

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12・12.<(_ _)>

12月12日

共通の解決

 私たち一人ひとりにとっての偉大な事実は、私たちが共通の解決方法を見つけたということにある。全員が全面的に賛成できて、兄弟のように仲良く、心を一つに結束していける解決法を、私たちは持っている。それが、この本がいまアルコホリズムで苦しんでいる人たちに届けようとする福音である。

アルコホーリクス・アノニマス 27ページ

 12番目のステップの活動の中で最大のものは、われわれのビッグブック、「アルコホーリクス・アノニマス」の出版である。メッセージを運ぶ上で、この本に匹敵するようなものは、まずない。

 私は自分へのこだわりを捨て自分にできることをすることだけを考える。

 スポンサーになってくれと頼まれることがなくても、滅多に電話がかかってこなくても、12番目のステップの活動をすることはできる。「兄弟のようにむつまじく、共に行動する」ことに一生懸命になる。ミーティングに早めに行き、人に挨拶し、準備を手伝い、自分の経験と力と希望を分かち合う。自分にできるサービスの活動をする。ハイヤーパワーは、私の回復のそれぞれの時に、まさに神が私にすることを望んでいることを与えてくれる。神に任せれば、自然と12番目のステップ活動をやりたいという気になってくる。

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「今日を新たに」 2004年5月31日 翻訳改訂版発行
AA日本ゼネラルサービスオフィス(JSO)発行

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12月12日

 聖職者たちはそれぞれの宗教のスピリチュアル・フェローシップ(霊的仲間意識)について語る。この見方は単なるグループ・セラピーという見方より、AAの意味するものに近いと言える。このようなフェローシップは神に対する共通の信仰を土台とし、霊的な生命に生きようとする共通の努力がそこにあるからである。私たちはまた、一人ひとりが生きる上で抱えている本当の問題点に触れようとしているのだ。互いに心を開くことを努めている。互いのために役立つことを心から望んでいるのだ。メンバー一人ひとりの個人としての生き方に深く関わっているのだ。

 私はAAフェローシップの深い個人的な関わりを認識し、感謝しているか?

黙想

 愛と恐れが共存することはない。それぞれの本質はあい並ぶことができないからである。恐れは非常に強い力である。だから、ためらいがちな弱い愛は、恐れの力の前にはひとたまりもなく飛び散ってしまう。だが強靱な愛、神に信頼を置く愛は、徐々に確実に恐れを征服する。恐れを退散させる唯一の確かな道は、私の心と魂の中に、神への愛をもっともっと強めていく道である。

祈り

 私の愛が、この恐れに打ち克つことができますように。あなたへの愛の力によって、私の恐れを消滅させてください。

ホームカミング社 「一日二十四時間」より


※私の独り言※ ビッグブックの第2章の題名になっている「解決はある」という言葉が好きです。私たちアルコホーリクは、絶望の淵に立った経験のある人間たちです。解決などない、という諦めとどうしようもないという絶望が私たちにとりついていました。それが、「解決はある」という強力な言葉で大きな希望が見つかったのです。絶望から希望へ、この転換は私たちの人生の中でも最大と言える出来事だったはずです。

わずか100名のメンバーが回復への途上にある中で、ビッグブックを出版しようなどというのは普通では考えられない、無謀とも言えるチャレンジでした。そのプロセスが「AA成年に達する」にある程度書かれています。おそらく、この本の出版がAAの福音を伝える上で大きな力となってくれたはずです。創生期のメンバーのエネルギッシュさには驚きます。彼らは酒を止めるだけのパワーはなかったのですが、それ以上に強さ、熱意を持ってこのメッセージを伝え始めてくれました。それが、現在のAAにまで伝わっているのです。



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山口、AA宇部グループ  Mike(マイク)
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