「前向き」ねえ…

他の言葉（単語、言い回しなど）にも見られることだし、そもそも言語というものが変化していくものだから、仕方ないのかもしれないけれど、近年の「前向き」という言葉に持たされているニュアンスが変化してきていることが「一つの」問題だろう。
「前向き」とは本来は、ある事象や提案や価値観に対して、積極的、肯定的、という意味までであって、その姿勢を良いとか悪いとかいう言葉ではないと思う。

「一つの」問題以上に、「そもそもこの文脈であれば、一般論としてはそういう、『前向き』という言葉の（意味の）変化、広がりを受け容れたとしても、『この場合の』前向きという表現は明確に『妊娠・出産に対して』と限定しているのだから、価値中立的である」ということを理解しない、（この発言を批判している人たちの）リテラシーの低さがさらなる、メインの問題だと思う。

そんなことがわからない、読解力の無いやつらが、読解力が無いことは許してやるとして、そんな低い能力に基づいて、他人の言葉の選択や感性について、的外れな批判をするな！　国語のわからないやつが他人の表現にケチをつけるな、と言いたい。


神田沙也加　出産計画の相違で離婚…元夫のブログ発言が物議
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