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2019年12月04日23:46

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アメリカのポチでいいみたいだね!

■アメリカのポチでいいみたいだね!

日本の政府が日頃警鐘を鳴らしている、日本の食料自給率の低さ、政府広報のテレビコマーシャルも流されているけど、政府が日本の農業をかえりみずに農産物の貿易の際の関税を完全撤廃に向かっていく協定の法案が、今日、国会を通過しました。

日本国民は関税が撤廃されれば、アメリカ産の果物や野菜、濃縮還元のオレンジやグレープフルーツジュースももっと安くなるはずです。コーンや小麦や大豆などの穀物を安く買えるようになるはず。豆腐もパンもコーンチップスも安くなるはずです。

一方で、高齢化や過疎化で弱体化している日本の農業と、統括する日本の農業団体は、選挙の時の票を取りまとめることができなくなって、政党や政府に対するプレッシャーもかけにくくなっています。そうなると、貿易戦争のディールのカードにしやすいのは声の小さくなった農業です。

日本の首相はアメリカの大統領の再選へ向けて、大盛りの塩を送るために貿易の関税撤廃の法案を通しました。日本の農業は食料自給率の改善を国民に訴えていたはずの日本政府だが、工業製品の人身御供状態ではないでしょうか。日本産の農業や漁業の産品は隣国中国の富裕層に圧倒的な信頼性をもって受け入れられています。

日本の農業とは肉や乳製品を生産する酪農、これは本当に関税撤廃の直撃を受けます。肉の質だけでは勝負できないほどの何倍もの価格差と、和牛のDNA導入など、日本人好みの肉質改善も行われています。牛乳生産も加工品も価格差が大きく大打撃を受けるでしょう。

コメや麦や大豆を生産する農家は、補助金漬けで作る意欲や体力を奪われています。本当に日本で生産を続けてサラリーマン世帯と対等の収入を得られるのでしょうか。葉物野菜などは生鮮なので地産地消で生き残れるかも知れません。

アメリカのポチになることに日本の首相は徹底するのでしょうか。戦後70年、安全保障も食料自給も、工業製品のお買い上げも依存し続けるのでしょうか。傍からわんわん吠えていても、話し合いにすら参加させてもらえてないじゃないですか。

もし、北朝鮮と平和条約を結ぶとなったら、韓国と同じく、国家間の条約という決まり事を守られる保証のない、国家賠償の国際条約を結び、国家予算の2倍くらいのお金を北朝鮮へ渡すことになる当事国です。飛翔体を日本へ向かって飛ばし、核兵器開発も進めている国です。平和プロセスの国家間の会話に参加できない経済支援の莫大な出費が必須の当事国とはどういうことなんでしょ。

戦争などの軍事力で問題を解決したいなんて思ってもいません。国としてポチの状態を脱して、経済力をバックに、交渉国の首脳に会って自分の口で問題点を交渉して、独立国としてのスタンスを明らかにすることが重要でしょう。相手国の首脳も大統領の隣にお座りしているポチとは話す気にはならないのではないかな。


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