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2019年11月30日04:02

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34歳のメグ・ライアンと47歳のケヴィン・クラインとついでに47歳のジャン・レノと

95年のアメリカ映画「フレンチキス」を見た。
主演は80年代後半から90年代にかけてロマッティックコメディの名をほしいままにし、偶然出会わせたら世界一と言われたメグ・ライアン。
そろそろそんなことやってる年でなくなくなりかけてたゴールディ・ホーンの後継者的な位置づけやった時代やね。
次に出てくるのがリース・ウィザースプーンで、その時期から、メグ自身は整形の失敗で顔が崩れて映画出演がほとんどなくなってもて今日に至る。
なんしか、たまに話題に上がったかと思うとこんな記事やもんね。
「激変のメグ・ライアン、年甲斐もないへそ出しルック&腰パンが痛すぎ?」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00206998-mvwalk-movi

メグ・ライアンってのは日本人にはとてもわかりやすいタイプの白人美女で、その愛くるしさは当時のハリウッド女優の中でも抜きん出てたと思う。
たいていの場合、髪の毛はショートで、ちょこまかとよく動くしぐさと、くりくりした目はいつもなにかを語ってる。
「キスへのプレリュード」「めぐり逢えたら」「ユーガットメール」「ニューヨークの恋人」などなど、メグ・ライアンが偶然出会った男たちと恋に落ちるたびに、もしかすると自分にもそんな出会いがあるのではないかと、男も女もドキドキしたもんですわ。

「フレンチキス」では、医学の勉強にパリに行ったはずの婚約者(これまた男前のティモシー・ハットン)が現地で別の女と恋に落ちてしまい、もう国には戻れないと言って寄越したのを放っておけず、極度の飛行機恐怖症なのに乗り込んだ機内で出会った男と珍道中を繰り広げるって話。
その男と言うのがフランス人の詐欺師で、当時47歳のケヴィン・クライン。
これがまたかっこええんやわ、背が高くてちょっと危ない雰囲気があってこじゃれてて、日本で言えばトヨエツみたい。
家に帰ったら30歳のフィービー・ケイツが待ってたんよな、そら仕事頑張ろうってなるわな。

もうひとり、そのペテン師を追いかけるのが、このとき47、つまりケヴィン・クラインと同い年で、前の年に「レオン」のヒットで世界的スターの座に躍り出たばかりのジャン・レノ。
関係ないけど、ジャン・レノって3回結婚してそれぞれ2人づつの4男2女をもうけてるんよな、まるで石田純一やん。
この頃のジャン・レノはじつによいなあ。
いかにもフランスっぽい軽薄さとエスプリをプンプン臭わせてる。

そんな3人がパリから田園地帯、海辺のリゾートまで追いつ追われつどたばたやるんやから、おもしろくないわけがないやん。
監督はスターウォーズシリーズの脚本で知られるローレンス・カスダン。
家で、できればパートナーといっしょにパジャマ姿でビールでも飲みながら見るのにピッタリな作品やな、これ。


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