東京交響楽団第675回定期演奏会
2019年11月16日(土) 18:00開演
サントリー大ホール
指揮:ジョナサン・ノット
東京交響楽団
ベルク:管弦楽のための3つの小品 Op.6
マーラー:交響曲第7番 ホ短調 「夜の歌」
1、ベルク
どこがいいのかさっぱりわからない。現代音楽は嫌いだ。
2、マラ7
数年前にN響で聴いて以来だ。その際には、トランペットをはじめ金管が崩壊し
悲惨な演奏となっていた。トランペットにブーイングが浴びせられていたのを
よく覚えている。
今回の東響の金管は、お世話にも褒められたものではないが、曲を打ち壊すまで
には至らなかった。金管への期待が大きくなかっただけかもしれないが。
演奏全体としては、メリハリの効いたノットらしいものだった。
細部にこだわり過ぎて冗長気味になる所もあったが、それもノットの
持ち味なのだろう。
先週はウィーンフィルとN響の差を痛感に感じたが、今回はそれほどでもない。
曲の年代が違うのと弦の後ろの席まで全弓を使って弾く団員の熱意が伝わった
からかもしれない。
東響らしい元気の良い演奏だった。
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