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2019年11月17日05:14

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三嶺　R01 (2019) .11.13

昨夜は国道32号線の小歩危と大歩危、それに徳島県道32号線の祖谷のかずら橋、そして国道439号線を走らせていたのですが、その酷道439号線では通行止めの箇所があって大きく迂回路が設定されており、その更にも増した果てしない酷道振りに疲れ果ててしまいました。漸く登山口である名頃に辿り着くと、そこの立派な休憩所で寝泊まりしていました。それにしても、今回の山行の行動時間の長さは半端ないです。単なるピークハントと侮るなかれ。と言うか、私の中では旅そのものなんですけどね。

翌朝は6:30から登り始めましたが、現在、登山道に設定されているのは尾根筋をずっと辿って行くルートなので、迷う事なく軽快な足取りで登って行きました。ブナやウラジロモミの原生林を抜けて行くのは心地好いです。ダケモミの丘からは隣の尾根に取り付くのでそこだけ要注意ですが、テーピングには頼らずにしっかりとルートファインディングしていました。稜線が近付くに連れて灌木交じりの笹原となって来て、荒々しい大岩も点在する様になり、稜線に登り詰めれば、そこは池の畔となっていたのでした。

稜線上は風も強くてかなりガスっていたのですが、時間が経てば束の間、ガスが晴れる事もあったので、三嶺ヒュッテの方に回ってから山頂を目指しました。気持の良い笹原を分け入って9:20に登頂、しかし待てどもガスは晴れず、下り掛けた所で漸くガスの晴れ間が現れたのですが、その広大な笹原と、池の畔に建つ三嶺ヒュッテと、その右手に見える剣山の山並が息を呑む程に素晴らしかったのでした。後は元来た道を下って12:00丁度に下山しました。

㊧　名頃の登山口
㊨　ダケモミの丘

㊧　樹林帯を抜ける
㊨　もう直ぐ稜線

㊧　三嶺
㊨　三嶺ヒュッテと剣山

剣山ドライブウェイを走らせて、徳島自動車道の美馬ICからは高速を快調に飛ばして18時前に帰宅。やっぱりバイクは陽のある内を走らせた方が楽しめますね。四国は距離的にはそれほど遠い訳ではないのですが、山にも登るとなると躊躇してしまう所があります。しかしその山は、男性的な荒々しさと女性的な嫋やかさを併せ持っている様で、修験道の思想を未だに伝えている所も素晴らしく思えます。出来る事ならば…今度は是非とも雪山の時期に挑戦して見たいものです。

走行距離、850mi=1368km
給油量、72.7L（ハイオク指定）
燃費、18.8km/L

篠山、三本杭　R01 (2019) .11.09
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