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2019年11月12日09:04

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言語体系より思考法の違い

■日本の英語力、非英語圏で53位 韓国、中国などより下
(朝日新聞デジタル - 11月11日 20:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5860282

言語体系や文法の違い以前に、思考法が違うと思う。

英語の基本は
「主語をはっきりさせて」「結論から言う」こと。
そもそもこれに日本人は慣れていない。

曖昧な表現から文脈を読むのには長けているけど、
短いセンテンスに必要な情報だけを入れ込むことが苦手。

英語口語では咄嗟の、簡潔で明確な返答が求められるけど、
その場面でもつい回りくどいぼやかした表現にしたくなって言葉に詰まる。

けど読み書きだけなら他の国の人よりずっと上手なんだよ。
文法と読解中心の英語教育の賜物。
スペリングなんて下手したらネイティブより得意なくらい。

このランキングの上位に行きたいのなら、日本語力強化とか英語教育の改変の前に、英語を話すときの思考法を変えることだと思う。

日本人らしい遠慮を捨てて図々しくなる。
何でもはっきり伝える、多少わがままに思えるような主張も堂々とする。
言葉に感情を乗せる。自分の過ちに躊躇しない。

私も英語で交渉ごとをするときは、別人格と思って強気でやっている。
やっぱり慣れないから、疲れるけど。

英語といったって結局はコミュニケーションツールだから、大事なのは道具に合った使い方をすること。
日本人にとって英語は、鍬しか持ったことない農民に刀をふらせるようなもんだと思う。
そりゃなかなかうまく切れない。

ここらへんの苦労がない、元々個人の主張が強い国が上位に入ってるんだろうな。
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