民間人も歯が命

昨日の天皇皇后両陛下の即位祝賀パレードは正式には「祝賀御列の儀」と呼ぶそうで参道には１１万人も駆けつけたとありお祭りもようだったようだ。
夜のニュースで観た両陛下のご雄姿。

　　

皇后陛下が感涙なさっているご様子に心和んだ。陛下が頭におつけになるティアラは皇太后陛下から譲り受けられたものだそうでまさにロイヤル。パレードが無事に済んだご様子でこちらも安心した。バカがいるからねえ。中核派だか本格派だかとんこつ派だか(*´Д｀)。

パレードが粛々と行われている間の我が家４名は近所の神社に行っておりめぐみの無事なる退院のお礼の挨拶をしに行ってきた。世紀の数と我が家含めた関わる親戚一同の人数の２１枚ぶんの５円玉を賽銭してきた。

　　

久々に神社に行くとなにやら本堂に足場が組まれていてメンテナンス中のようであった。門前の石灯篭と手水場の蛇口が黒龍になってとアップデートされていたのにちと驚いた。残念なのは巨木の桜木が老体化であろうか切り落とされていた。なれどひこばえの若木が生えていておおっ！と思った。数十年後に彼が咲き誇ってくれるといいなと思った。

昨夜は早々に夕飯を済まし暴れん坊の次女ともみがおねむでこちらもはやばやと寝てくれたのでこちらも早く就寝でき夜８時過ぎには床に入れた。そのため日々老人化が進行している僕は三度目の夜尿ですっかり目が覚め時計を見ると午前１時１０分であったが起きてしまった。洗濯機を回し家内の弁当を作りごみ出しをし夕飯の仕込みをしてもまだ時間があったのでＮＨＫの「ドキュメント７２時間」を観たらちと驚いた。今回の舞台は九州福岡県であり国内でも珍しいなんと３６５日年中無休で２４時間営業の歯科医院でありまるでコンビニのようである。

　

宵越し宵の口や早朝なんぞに歯科医師を雇って開業していて果たして客なんぞ来るのかと思っていたら時間に関係ないというより時間なんぞ気にしないといった感じの患者方々がちらほら来るのに驚いた。

ではどんな人が来るのかというと母子家庭や父子家庭の親御さんや家族が来ていた。
４人の子を抱えるというシングルマザーのお母さんは早朝から深夜まで働き詰めのため歯医者に行けるのは午前零時過ぎだとありだいじょうぶか？と心配になった。

いまやブラック職場と呼ばれて久しい教職の男性も来ており日中授業午後から深夜まで残業のためやはり零時前に歯医者に駆け込んでおりいまどきの先生ってやはりたいへんなんだなあと再認識させられた。

年配の男性は早朝３時過ぎに来院しておりこちらは混雑する日中を嫌ってひと気のない時間を狙って来るとありほほうそういう時間の使い方をするのかと感心した。

思えば急患のなかでも歯というのは場合によっては喫緊の治療を要するもののようである。体育の授業でバレーボールを顔面に当てて歯が折れたかもと言って来た男子学生や固いクッキーをかじったところ前歯が欠けた若い男性もいた。歯は言わば「入口」であるため健康の源とも言えるし根幹ということであろうし、顔の真ん中なので見た目にも大きく影響するのでやはり早く治したいところということのようである。

　

歯が比較的悪い僕もずいぶん治療を重ねてきたし過去にそこいらのあたりを日記に書いたこともあった。歯医者にもちょっとご無沙汰したのでまた健診に行ってみるとしようか。歯医者はいい歳していまだに苦手だけどね。番組では月イチでメンテをしている人が数名
えらいなあとマジに思わされました。倣うとしましょう。一曲。両陛下に敬意を表してスパンダー・バレエの傑作アルバム「パレード」から。



先日税別百円のワゴンセールで買ったＣＤのなかでＨＹのアルバムタイトルが「パレード」であり陽気な一枚でありちょっと得しましたよ。それはまた今度。