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2019年11月04日13:53

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馬に惚れちゃなんねえよ


「馬柱欄 目移りしては 手を広げ 気がつきゃどれもが トリガミ馬券」

と川柳調で詠んでみたが、笑いごとではないのだ。

我が競馬歴を顧みて、これで回収率を下げてきたのは分かりすぎるほど分かっている。
とりわけ、クラシックのレースにおける我が馬券の節操のなさといったら。

「馬に惚れ込んじゃならねえよ」
とは、遠い昔に馬友たちに言って聞かせたセリフだが、それが一番実践できてないのがこの自分、というわけだ。
「頭が悪いわけじゃない、惚れた相手にゃ弱いんだ」と叫んじゃみるが、はたから見れば、頭の悪さ全開だわ。

最近、予想そのもの以上に「買い方の考え方」に触れる機会が増えたが、やっぱり頭のいいブロガーさんの買い方は同時に思い切りもいい。
見習うべしだ。


余談。
思えば、1995年の桜花賞が懐かしい。
名牝ダンスパートナーや女オグリと云われた地方馬ライデンリーダーなど、例年以上に百花繚の宴。
が、話題の彼女たちを尻目に、スルスル抜け出したのはワンダーパヒュームという伏兵。
田原成貴の絶妙な騎乗にしてやられたもの。

このレースで、惚れ込んだ女は2人(頭)3人(頭)ではない。一応本命はプライムステージとしながら、3頭軸に加え、ヒモに組み入れたのは10頭以上、今から思えばもうムチャクチャな買い方をしたもの。今のような3連系の馬券が当時にあったらどれほどの阿呆買いをしたことだろうか。
で、蓋を開ければ、芸術的とさえ言えるスリ抜け方、「WINS新宿」で買った十数枚の馬券は水泡に帰した。

「競馬を始めたばかりの頃」という言い訳を免罪符にしたが、その後もこの阿呆買いはちょくちょくやらかしては臍を噛んだもの。
その時の心境が、今になると懐かしい。
だが、好きなように銭を使えた独身時代のあの頃ではない。
まじめに馬券を買おう。




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