老人の不幸の原因

■医療費、自己負担増を＝診療報酬は引き下げ−財務省提言
(時事通信社 - 11月01日 15:01)
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年老いて病気になって、医者にも診てもらえなくなったら悲惨だって言うかもしれないけど、どっちにしても行先は決まってるからね。
どんなにキッチリと医者に診てもらったって、最後は死ななきゃならないんだもの。

介護保険だのなんだで年金を減らされ、更に医療費の自己負担が増えるとなると将来が不安だって言うかもしれないけど、昔の常識で言えば老人に将来なんてなく、歳を取ったら死ぬだけだった。

老いていく上で一番大切なのは覚悟であって、その「覚悟」が発達した医療技術のおかげでできなくなってるのが今に生きる老人の不幸の原因なんじゃないかって気がするよ。

この提言は老人だけでなく、当然、医療関係者も猛反発するだろうね。

健康保険制度は「国民の健康のため」って事になってるけど、実際は医者が確実に治療代を徴収するのが一番の目的になってしまってると言っても過言じゃないもの。
健康保険制度が確立すれば、病院にしてみりゃ国が収入を保証してくれるようなモンだから病院の収入は安定するからね。
儲かる仕事に群がるのは人の常だからだもの。
こんな確実で儲かる商売は無いから、医者なんてやめられないって。

今の日本は「医は仁術」ではなく、ただの職業だから「医者は金儲けをするな」なんて誰も言えないもの。