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2019年10月14日06:16

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ローマ1章

01 キリスト・イエスの僕、神の福音の為に選び別たれ、召されて使徒となったパウロからーー
02 この福音は、神が、預言者達により、聖書の中で、予め約束されたものであって、
03 御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、
04 聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。これが私達の主イエス・キリストである。
05 私達は、その御名の為に、全ての異邦人を信仰の従順に至らせるようにと、彼によって恵みと使徒の務とを受けたのであり、
06 貴方方もまた、彼らの中にあって、召されてイエス・キリストに属する者となったのであるーー
07 ローマにいる、神に愛され、召された聖徒一同へ。私達の父なる神および主イエス・キリストから、恵みと平安とが、貴方方にあるように。
08 まず第一に、私は、貴方方の信仰が全世界に言い伝えられている事を、イエス・キリストによって、貴方方一同の為に、私の神に感謝する。
09 私は、祈の度毎に、絶えず貴方方を覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、貴方方の所に行けるようにと願っている。この事について、私の為に証をして下さるのは、私が霊により、御子の福音を宣べ伝えて仕えている神である。
10 (9節に合節)
11 私は、貴方方に会う事を熱望している。貴方方に霊の賜物を幾分でも分け与えて、力付けたいからである。
12 それは、貴方方の中にいて、貴方方と私とのお互の信仰によって、共に励まし合う為に他ならない。
13 兄弟達よ。この事を知らずにいて貰いたくない。私は他の異邦人の間で得たように、貴方方の間でも幾分かの実を得る為に、貴方方の所に行こうとしばしば企てたが、今まで妨げられてきた。
14 私には、ギリシヤ人にも未開の人にも、賢い者にも無知な者にも、果すべき責任がある。
15 そこで、私としての切なる願いは、ローマにいる貴方方にも、福音を宣べ伝える事なのである。
16 私は福音を恥としない。それは、ユダヤ人を始め、ギリシヤ人にも、全て信じる者に、救を得させる神の力である。
17 神の義は、その福音の中に啓示され、信仰に始まり信仰に至らせる。これは、「信仰による義人は生きる」と書いてある通りである。
18 神の怒りは、不義をもって真理を阻もうとする人間のあらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。
19 なぜなら、神について知り得る事柄は、彼らには明らかであり、神がそれを彼らに明らかにされたのである。
20 神の見えない性質、即ち、神の永遠の力と神性とは、天地創造このかた、被造物において知られていて、明らかに認められるからである。したがって、彼らには弁解の余地がない。
21 なぜなら、彼らは神を知っていながら、神として崇めず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからである。
22 彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、
23 不朽の神の栄光を変えて、朽ちる人間や鳥や獣や這うものの像に似せたのである。
24 故に、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分の体を互に辱めて、汚すままに任せられた。
25 彼らは神の真理を変えて虚偽とし、創造者の代りに被造物を拝み、これに仕えたのである。創造者こそ永遠に褒むべきものである、アーメン。
26 それ故、神は彼らを恥ずべき情欲に任せられた。即ち、彼らの中の女は、その自然の関係を不自然なものに代え、
27 男もまた同じように女との自然の関係を捨てて、互にその情欲の炎を燃やし、男は男に対して恥ずべき事を成し、そしてその乱行の当然の報いを、身に受けたのである。
28 そして、彼らは神を認める事を正しいとしなかったので、神は彼らを正しからぬ思いに渡し、成すべからざる事を成すに任せられた。
29 即ち、彼らは、あらゆる不義と悪と貪欲と悪意とに溢れ、妬みと殺意と争いと詐欺と悪念とに満ち、また、ざん言する者、
30 そしる者、神を憎む者、不遜な者、高慢な者、大言壮語する者、悪事を企む者、親に逆らう者となり、
31 無知、不誠実、無情、無慈悲な者となっている。
32 彼らは、こうした事を行う者どもが死に価するという神の定めをよく知りながら、自らそれを行うばかりではなく、それを行う者どもを是認さえしている。

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