我が家のすぐ近くに天竜川がある。
古くから「暴れ天竜」と恐れられ日本有数の急流河川であったが、(賛否あるものの)ダムによる調整や河川の開発により、現在は比較的穏やかに思える。
我が家では10年以上前のアロンゾやモニカの時代から、この天竜川で泳いで涼を取り夏を乗り切っている。
万が一流されても、川幅の広がるもう少し下流のエリアに入ればなんとかなると思えたアロンゾ達と違い、倅たちにはなるべく流されないでほしいような気がする。
そういう意味では流れが寸断されてしまい、本流のように水の流れの無い場所を見つけられたのはラッキーだった。
こういう箇所はその年によってできる場所も規模も違い、今年のように数百メートルに及ぶ穏やかな水たまりのような場所が毎年約束されているわけではないので、近場にこれがあったのはまさにラッキーだった。
おかげで2歳にもならない隆憲でさえ、浮き輪に揺られてユラユラと楽しそうに遊んでいた。
魁盛(6歳)と隆憲(1歳)、それからリディアが遊ぶ様子は親馬鹿な自分にとってはいつまでも見ていられる風景だ。
自然に親しめるこのような場所をなんとか残したい。
我が子以外で川で遊ぶ子供に会うことはほとんどない。
確かにプールのような安全を考慮された場所ではないが、目を離さない姿勢をもって臨めば、子供に豊かな自然を味合わせてあげることができる。
今年はあと何回、川で遊ばせてやれるだろう。
来年もこうして穏やかに、川や自然に触れて過ごしたいと思う。
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