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2019年08月29日08:46

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<センター試験><歴史能力検定>受験体験記公開(その3)!

<センター試験><歴史能力検定>受験体験記公開(その3)!

引き続き、<センター試験><歴史能力検定>受験体験記(その3)をご紹介させていただきます。

今回、<日本歴史>で痛い目にあった皆さんのご参考になれば幸いです。

●お聞きした質問は、下記の4項目です。

(1)センター試験と歴史能力検定(2級)のどちらを受験しましたか。また、その理由は。
(2)そして、その合否は?
(3)受験準備の方法と参考書
(4)これから受験する人へのアドバイス

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大学受験センター
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(1)センター試験と歴史能力検定(2級)のどちらを受験しましたか。また、その理由は。

センター試験を受験しました。
歴史能力検定は実態がよくわからず対策がしにくいこともあり考えませんでした。
センターは出身校から卒業証明をとったり手間がかかるのですが、毎年多くの受験生が受けるので過去問とか参考書などが整備されていて、やりやすいはずです。
一般常識免除対象の現代社会も同時に受けられるので、その点でも便利です。

(2)そして、その合否は?

日本史Bが60点台後半、現代社会が90点台で免除資格を得られました。
その後、5年の有効期限が設定されてしまったのは残念ですが、それまでには合格しようと思います。


(3)受験準備の方法と参考書

参考書は、いろいろな方が薦めている
『改訂第2版 センター試験 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』を読み込みました。
あと、センター試験では過去問が重要です。
一般的に、ほかの試験と比べて良問だといわれています。というのも、試験の翌日には新聞各紙に、問題と解答が掲載され、全国民と言ったら大げさですが、多くの人から批判や評価の目にさらされるわけで、通訳案内士試験などと比べたら揉まれ方が違うわけです。
本試験10年分、追試験5年分くらいは解いてみたと思います。(現代社会は法改正や制度変更があったりして古いのは意味がないので本試験・追試験3〜4年分くらい)


(4)これから受験する人へのアドバイス

センター試験の社会は平均点が60点になるのを目指して出題されていて、実際の平均点も60点前後です。
そう考えると、何が出てくるかわからない通訳案内士試験の日本史よりははるかに取り組みやすいと思います。
現代社会は免除基準80点以上なのでケアレスミスなどに注意が必要ですが、出題範囲が安定していて、雑学クイズのような通訳案内士試験の一般常識よりも対策しやすいです。
ちなみに現行制度のセンター試験は来年1月の試験が最後です。

新制度がどんな出題になるか不明ですし、そもそも新試験が通訳案内士試験の免除の対象になるか基準点がどうなるかなど全く不透明です。
これから1次で日本史や一般常識が必要になる方には今度の現行センター試験を強くお勧めしたいです。
センター試験の受験生の大半は10代後半です。通訳案内士試験の年齢層とは大違い。それも新鮮で面白いですよ。

最後に、出願手続きで1つ重要なことがあります。
通訳案内士試験の免除申請には試験成績通知書のコピーが必要になるのですがこれは出願の時しか申込できず、手数料800円が入った専用の払い込み用紙で受験料を納付しないとです。
申し込めば4月に郵便で届いて、コピーして5年間、免除申請に使えます。
あとから変更できないはずなので、出願時にこれだけは注意してください。

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歴史能力検定(2級)
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植山先生

先生残暑お見舞い申し上げます。
ガイド試験の疲れが残り未だ先生に受験体験記もお送りしていない中ですが、皆様の今年の歴史試験、私は昨年の免除で免れましたが、ガイドに必要かと疑問に思うような数々の問題、自身の歴史検定受験が少しでも皆さまのお役に立てば、とメールを急いだ次第です。


(1)センター試験と歴史能力検定(2級)のどちらを受験しましたか。また、その理由は。

歴史能力検定2級です。もちろん免除を取るためにです。(5年前です)


(2)そして、その合否は?

不合格でした。55点くらいでした。


(3)受験準備の方法と参考書

過去問題集を購入しました。

(4)これから受験する人へのアドバイス

私自身の歴史の知識をお話しなければ、試験のレベルが伝わらないと思います。
私は社会の教員免許保持者で、日本史専攻でした。教壇にも少し立ち中学生に教えました。
昨年のガイド試験は80点でした。ですので、そんなに歴史が弱いわけではありません。
が、この検定試験はやはり「マニアック」という言葉が当てはまります。
記述もありましたが、答えを見ても見たことのないようなものでした。
選択肢もかなり深い知識がないと対応できません。
私は過去問の3回分くらいだけ解いて本番に挑みました、結果はあと数点でダメでしたが感触としては、過去問題集を2周くらいやれば次はいけるな、という感じでした。
歴史はそこそこ自信がある、という方は、他の問題集はレファレンス程度でやはり過去問にこそ合格の鍵があると思います。
少し歴史が苦手な方は、やはり山川などの本を使って基礎力強化でしょうが、厳しい言い方ですが、あまり歴史が得意で無い方が数か月勉強して合格できる種の試験では無いようにも思います。
先生がメール内で示してくださっている例題は歴史検定のHPから持ってこられたものかと思いますが、あの例題は実際の試験よりだいぶ易しいです、もう少し難易度の高い問題も歴史検定HPにありますがそっちの方が実情に近いです、かなり詳しいところまで問うてきます。
受験希望の方は、とにかく過去問題集を入手されて一度試験を解かれるのが、この試験が本当に射程に入るかどうかを判断する近道かと思います。

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大学受験センター
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(1)平成29年にセンター試験を受けた者です。前回のコメントの補足をします。

(2)日本史B71点 現代社会89点

(3)教科書・参考書として、山川 詳説日本史B(高校用教科書)山川日本史年表・地図が良いと思います。

問題集は、センター試験過去問研究 日本史B(赤本)または大手予備校の過去問題集、過去問以外の問題集としては山川出版または大手予備校のセンター試験対策問題集が良いと思います。 
現代社会については、センター試験現代社会集中講義 三訂版昼神洋史著 旺文社と 改訂第3版センター試験現代社会の点数が面白いほどとれる本村中和之著 KADOKAWAが良いかと思います。 
80点以上はハードルが高いかと思うかも知れませんが、一般常識を問うような問題や、新聞やニュースで見たこと がある問題が多く、難易度は地理歴史と比べて低いので合格点をクリヤーすることは決して困難ではありません。

(4)高校生や20歳前後の若者と一緒におじさん又はおばさんが受験することに抵抗を感じるかも知れません。
事実私は受験当時50代でしたが、警備員に受験生の保護者と間違えられ注意されそうになりましたし、試験会場でも30代以上と思われる受験生は私を含め3、4人でしたので場違いな気分に戸惑いそうにもなりましたが、通訳案内士試験 合格のための手段と割り切って雑念を振りはらいました。    筆記試験を全教科受験すると体力や精神面での消耗が激しくなります。試験免除の教科を増やすことにより、筆記  試験当日のスケジュールにゆとりが生じますし、2次試験対策に費やす時間が増やせるメリットは大きいものです。

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歴史能力検定(2級)
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(1)センター試験と歴史能力検定(2級)のどちらを受験しましたか。また、その理由は。

数年前、初めて通訳案内士試験を受けたあと、つかみどころのない試験内容に驚き、植山先生の資料以外に対策本もほぼなかった頃で、一般的な検定の方が簡単なのではないか?という浅はかな考えから受験したことがあります。


(2)そして、その合否は?

不合格でした。
あまり準備期間がなかったこと、対策過去問集が手に入らなかったこともあり30点台だったと思います。1度しかうけていませんが、通訳案内士試験の歴史より、さらにマニアックで、歴史オタク(失礼!)向け検定と感じ、その後は受験していません。


(3)受験準備の方法と参考書

皆さんが書いておられるように、冷静になってみると、センター試験が一番素直な問題が多く、ハードルが低いのかもしれません。対策本やアプリも沢山ありそうです。


(4)これから受験する人へのアドバイス

40年以上の長きに渡る本試験の研究とご指導、通訳案内士輩出トップ校である植山先生が、受かるために、「さあ、みんなで歴史検定&センター試験を受けよう!」と思われるに至り、声をあげられていることは、大変に由々しき問題であり、通訳案内士試験自体への警笛と感じています。
あの植山先生に、サジを投げられた全国通訳案内士試験の日本歴史。ぜひ、次回の「全国通訳案内士試験あり方検討会」で討議されるべき事項と拝察致します。

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大学受験センターのご案内
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下記は、次回実施の大学受験センター<日本史B>受験についての内容です。

●出願資格
「高等学校」を卒業した者など。

●資格証明書
出身学校長が発行する「卒業証明書」(原本) 

●出願期間:令和元年9月3日(月)〜10月10日(木)(消印有効)

●試験期日:令和2年1月18日(土)(日本史B)

●大学受験センター「ホームページ」
https://www.dnc.ac.jp/

●大学受験センター「受験案内」
https://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00036163.pdf&n=%E5%8F%97%E9%A8%93%E6%A1%88%E5%86%85_R2.pdf

●<日本史B>の例題(平成31年度本試験の問題)
http://www.hello.ac/center.his.pdf

●注意事項
通訳案内士試験の免除申請には試験成績通知書のコピーが必要になるのですが、これは出願の時しか申込みができず、手数料800円が入った専用の払い込み用紙で受験料を納付しないといけません。
申し込めば4月に郵便で届いて、コピーして5年間、免除申請に使えます。
あとから変更できないはずなので、出願時にこれだけは注意してください。

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歴史能力検定のご案内
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下記は、次回実施の第38回 歴史能力検定(2級)受験についての内容です。

●受験資格
受験資格制限はありません。ご自身の希望される級から受験することができます。

●申込締切日
2019年10月15日(火)締切

●試験期日:2019年11月24日(日)

●受験会場(全国30会場で実施)
札幌/青森/仙台/秋田/水戸/宇都宮/さいたま/千葉/東京(都区内)/横浜/新潟/金沢/福井/甲府/静岡/名古屋/津/京都/大阪/神戸/米子/岡山/広島/尾道/宇部/高松/松山/福岡/熊本/那覇

●検定レベル(2級)
出題されるテーマは高校で学ぶ程度のものですが、比較的高度な歴史知識が要求されます。
自信のある方むけの試験です。また記述問題も出題されます。

●合格基準
合格基準は、正解率60%が目安となりますが、各試験により変動します。

●結果通知について
2020年1月中旬頃より全受験者へ合否結果通知を送付いたします。
合格者には合格証をお送りいたします。

●お問い合わせ先
歴史能力検定協会事務局
E-mail:info_kentei@nippan.co.jp
本文に「検定名・氏名・生年月日・ご連絡先・お問い合わせ内容」をご入力の上、お問い合わせください。
TEL: 03-3518-6030(土・日・祝日・年末年始除く10:00〜12:00及び14:00〜17:00)

●歴史能力検定協会「ホームページ」
http://www.rekiken.gr.jp/

以上
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