ＣＯＵＮＴＲＹ　ＲＥＣＩＰＥ−ムース風ガスパチョ

　ガスパッチョはスペインの夏料理で、数種類の生野菜をかくはんしてつくるもの。「飲むサラダ」とも言われている。生ニンニクは好みがあるので、分量は自分で工夫して。夏は冷やした方が美味しいので、寒天を加えて舌触りのいいムース風したレシピがこれ。食べるときにヨーグルトを混ぜると、まろやかになる。

【材料】（４人前）
完熟トマト中３個、キュウリ中１／４本、ピーマン１／４個、タマネギ中１／８個、ニンニク１／２片、オリーブオイル大さじ１、調味料（塩コショウ・タバスコ適量、白ワイン大さじ１）、寒天液（水２５０ＣＣに対して粉寒天１ｇ）、トッピング用のミニトマト８個、微糖入りヨーグルト大さじ２、牛乳大さじ１

【作り方】
１：沸騰したお湯の中にトマトを入れる。皮に割れ目ができたら冷水の中に移し、手で皮をむく。
２：１のトマトを縦・横半分に切る。包丁でへたを取り、手で種を取り出す。そのときザルを重ねたボウルをおいて、果汁を取っておく。
３：キュウリ、ピーマン、タマネギ、トマトをさいの目切り、ニンニクを粗みじん切りにする。
４：ミルサー（またはミキサー）の容器に３と果汁を入れ、オリーブオイルと調味料を加える。ミルサーにかけ、とろみが出て滑らかになるまでかくはんする。それをボウルに移す。
５：寒天液を火にかけ、２分くらい煮立てたら火を止める。あら熱を取ってから大さじ８を４に加え、かき混ぜる（ガスパッチョは４人前で４カップ前後。寒天液の目安はガスパッチョ１カップに付き大さじ２〜３杯だが、トマトの水分によっても加減して）。
６：５を４つの器に流し入れ、半分に切ったミニトマト４個をトッピングする。ラップをして冷蔵庫で３時間以上冷やし、固まったら牛乳で溶いたヨーグルトを真ん中にかける