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2019年08月21日10:13

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パッと咲いて、パッと散る

この夏中、出先で読んでいた池波正太郎の「真田太平記」も、ついに、12巻目「雲の峰」。これで、完結。セットで、たった2000円で買った古書だったが、とても長く、楽しませていただいた。前巻で、幸村も壮絶な戦死を遂げ、残るは兄の信之のみである。散りゆく者の美学を貫いた弟・幸村に対し、忍従し、生き残ることで、真田家の存続を守り抜いた信之。どちらも凄まじい生き方ながら、どうしても人気が、幸村に集まるのは、パッと咲いて、パッと散る桜が大好きな日本人気質故???池波版も、三谷幸喜の書いたNHKの大河とは、また、違った、スケールの大きな、真田一族の興亡記だった。特に、草の者(忍者)の描写が、秀逸。
大河の方でも、信之を演じた大泉洋の、いつものあくの強さを、完全に封印した好演が、際立っていた。
それにしても、来年の大河の主人公は、明智光秀。「裏切り者」「(秀吉の)引き立て役」として描かれることの多かった光秀に、どうスポットをあてるのだろう。すごくではないが、ちょっと、楽しみ。
ところで、私も体調が悪いが、娘も腰を痛めてしまって、それでなくとも、足が悪いので、まさに、ダブルパンチ。立ち上がって、トイレに行くのも、ものすごく、しんどそうで、気の毒だとは思うが、どうにもならない。
これから、娘の食事を用意してから、外出予定。えっ、非情な父親だってか???だって、しょうがないじゃん、いくら心配しても、その痛みをかわってあげることは、出来ないし・・ねッ。もし、出来るのなら、喜んで、かわってあげますけど・・。

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